広島のサビエル・バティスタ内野手（２５）が衝撃デビューを飾った。

広島サビエル・バティスタ内野手（２５）が日本初打席で逆転２ランをバックスクリーン右に突き刺した。

来日初打席初本塁で衝撃のデビューでチームを勝利に導いた。

前日（２日）に育成選手から支配下登録されたばかりのドミニカンはこの日、早速一軍登録されると、１点を追う６回無死二塁の場面で代打で登場。

代打出場のバティスタは１ストライクから低めのボール球を見極め、４球目の外角真っすぐを捉えた。打球は高々と舞い上がり、センターバックスクリーン右に吸い込まれた。

プロ野球史上６０人目の初打席初アーチで、広島では０５年比嘉以来５人目の記録となった。

広島は２日、育成選手のサビエル・バティスタ内野手（２５）と支配下選手契約を結んだと発表した。

契約金１１１０万円、年俸５２１万円プラス出来高（推定）の６年契約。

ドミニカ共和国で運営するカープアカデミー出身。来日２年目の今季はウエスタン・リーグで打率３割６分３厘、１４本塁打と３８打点はリーグトップ。

お立ち台に立ったバティスタは、「アリガトウゴザイマス。ヨロシクオネガイシマス」と流暢な日本語であいさつ。

最後は「毎日、応援しにまた来てください。１００％、しっかりプレーします」とマツダスタジアムの大声援を浴びた。

来日初打席、初スイングで大きな仕事をやってのけた。