【出汁を活用するメリット】自炊派がストックしておきたい出汁まとめ


だしを利用するメリット

だしを充分に取ることは減塩につながる

天然素材でお出汁をとると、食材本来の味を生かすことができるので、塩・醤油・砂糖などの調味料の使用量が少なくて済み、家計にもやさしいのです。気になる高血圧などの生活習慣病の予防にもなりますよ。

味覚が育まれる

赤ちゃんの味覚は大人の2倍以上とも。赤ちゃんの頃から濃い味付けや香辛料の強いものばかり食べていると、白米やお出汁を美味しいと思える味覚が育ちにくいようです。
基本のお出汁になれて育った赤ちゃんは、味覚をきちんと分かり一生の宝物になります。

お出汁を面倒に思うなら、空き瓶やタッパーなどに水と煮干や昆布、または干し椎茸を入れて、冷蔵庫に入れて置くだけでも翌日にさっとお料理に取り掛かれます。
とっても気軽にできるので、お出汁初心者の方にはおススメです。

「うま味」成分が料理をさらに美味しくする

ある研究によって、出汁による美味しさにはグルタミン酸が深く関係していることがわかりました。
この発見により従来、甘味・塩味・酸味・苦味の4種類だと思われていた基本味に「うま味」が新たに加わったのです。
日本の出汁文化が、「うま味」発見につながったのです。

だしのストック方法

①冷蔵保存の場合

冷蔵保存は、長期保存はできませんが、使いたい時にすぐ使えるのがとても便利です。
だし汁を作りすぎた時のみならず、前日に前もって作って冷蔵庫で保存しておけば、
朝のおみそ汁をすぐ作ることができます。
作っただし汁をよく冷まし、ピッチャーやタッパーなどの保存容器に入れ、冷蔵庫で保存します。

②冷凍保存の場合

冷凍保存は冷蔵保存より長期保存ができるので、作り置きに最適な保存方法です。
あらかじめ分量を量って凍らせるとより便利です。
冷蔵保存と同じようによく冷ましただし汁をフリーザーバッグ、製氷器、タッパーなどに入れ、凍らせて保存してください

【ヤマキ だしの取り方動画】かつおだしのとり方

うま味成分イノシン酸を含む、日本でもっともポピュラーなおだし

かつおだし 一番だし、二番だしの用途

豊潤な味と香り、そして濁りのない上品な琥珀色が特徴。吸い物、みそ汁、茶碗蒸し、そばつゆ、うどんつゆなどにぴったりです。

香りはやや弱くなるものの、濃い旨味が特徴の二番だし。
煮物、炊き込みご飯、鍋物などにどうぞ。

昆布だし

うま味成分グルタミン酸を含む、かつおだしと並んで人気の昆布だし