新たに最大4万7000人…『外国人労働者』受け入れの法案審議


この記事は私がまとめました

・『外国人労働者』受け入れ、13日に審議入り

いまの国会の最大の焦点となっている外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法改正案が、きょう午後、国会で審議入り

政府が、2019年の1年間で、60万人以上の労働者が不足し、最大で4万7,000人の新たな受け入れを見込む試算をまとめた

政府が「移民ではない」と強調する中で議論が進む状況に、実効性ある対策が打ち出せるのか疑問の声も上がる。

・政府が見込む受け入れ人数

政府は、当初の受け入れ数を、最初の1年間に4万人、5年間で25万人程度と推計していた。

・自民・立憲が“現場”を視察した結果は?

審議入りするのを前に、自民党と立憲民主党は、外国人労働者が増えている群馬県で、視察やヒアリングをそれぞれ行った。

農家から人手不足や外国人労働者の必要性の声が上がる中、参加した議員は問題点を改善し、法案を整備することが必要だと訴えた。

立憲・石橋参院議員は、「あまりに進め方が拙速で、十分な議論がないままに、今回、単なる入管法の改正案、新たに在留資格を作るという形で、押し切ろうとされているのではないか」と述べた。

自民党・長谷川法務部会長:「今回のヒアリングを通して、政府が年内にまとめる受け入れ及び共生に向けた総合対策というふうにしっかりと反映できるように与党として提言をしていく」

昨日は「立憲民主党 外国人受け入れ制度と多文化共生社会のあり方に関する検討PT」の視察が、群馬県太田市であり、セッティングと受け入れ、同行をいたしました。現状の問題に向き合わずに法案を通そうとする政権に対して、現場の声を届けてまいります。

#長谷川かいち #立憲民主党 #外国人労働者 pic.twitter.com/FL6HoxP3eM

・野党の意見

なぜ外国人労働者の受入拡大がもちあがったか。震源地は日本経団連。経団連の16年11月の提言「外国人材受入促進に向けた基本的考え方」に応えて、安倍政権は法案強行に走る。日本の労働者には長時間労働と不安定雇用を押し付け、外国人労働者は雇用の調整弁として買い叩く。こんな横暴は許せない!

「このような思いを娘にはさせたくありません」
日系3世のブラジル人(40代男性)の言葉です。日本に来て働き、子どももできたのに、リーマンショック後に解雇され帰国しました。(報ステ)
外国人を「雇用の調整弁」にしたまま、いくら受け入れ枠を拡大しても、誰も来てくれないのでは?

【この記事みても移民推進?】
実質移民政策を『移民』と認めず、中途半端な体制を維持してきたから今ですら異常と思われる穴だらけ。
穴の補填は皆さんですよ!
そもそも最低賃金1000円越える地域が一個も無いのに、
『人手不足!外国人入れます』
一部業界企業優遇の自民党 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-…

予算委員会で私の「外国人労働者をどの分野でどういう仕事に就いてもらうのか」との指摘に応じて山下大臣は「政府として法案による外国人材の受け入れの見込み数を近日中にお示ししたい」とした資料も未提出。年金、医療保険の在り方もこれから。ただ単に新設する在留資格の審議では到底不十分。 twitter.com/CDP2017/status…

・日本の労働者の賃金上昇を抑制しているとの見方も

政府が進める外国人労働者の受け入れ拡大に対して、日本の労働者の賃金上昇を抑制しているとの指摘が出ている。

労働力の供給が増えることで企業同士による労働者の獲得競争が弱まり、上がるはずの賃金が上がらなくなるという論法

外国人労働者の受け入れ拡大は、アベノミクス第二弾で目指す「生産性を上げ、賃金を上げて、成長と分配の好循環を作り出す」という目標を阻害する。