金箔屋のまかないから生まれた「まかないこすめ」は、2004年に和コスメブランドとして誕生。
現在は主に４つの商品カテゴリー〔シリーズ〕によって構成されています。

まかないこすめは、金沢の金箔屋(創業１８９９年・吉鷹金箔本舗)のまかない(作業場)から生まれました。

金箔屋のまかないは、極度の乾燥や高熱に肌をさらさなければならない環境です。そんな中、働く女性たちは美しい肌を保つため、知恵を出し合い、乾燥などのダメージからお肌をやさしく守る和コスメをつくり続けました。まかないこすめは、まかないで働く女性たちが、百年の時間をかけ、試行錯誤を重ねて生み出した、自然由来成分による和コスメです。

※吉鷹金箔本舗は2005年に金箔製造業の歴史に幕をおろし、金沢と同じ花街の風情を残す、東京・神楽坂へ所を変え、「まかないこすめ」をより確かなコスメにするための試行錯誤を続けています。

どうすれば、この環境の中で美しい肌を保てるのか…。
きらびやかなイメージのある金箔屋で働く女性なのだから、いつもキレイな肌でいたい…。
女性たちはそう考え、あきらめず、明るさを失わず、お肌のお手入れ話に花を咲かせました。

そして…、金箔屋の『まかない』（作業場や台所）の知恵や自然由来成分を使って様々なコスメを生み出し、自分たちの肌で試すようになったのです。

百年にわたり、吉鷹金箔本舗の『まかない』で繰り返されてきた美肌づくりのための試行錯誤を『まかないレシピ』として集約・編纂し、それをもとに女性のお肌にやさしくつくりあげたコスメが『まかないこすめ』。

美しい肌であり続けることを強く願い、その願いをかなえるために自分たちの肌で、やさしいコスメを求め続けた「まかない」の女性たちの知恵がしっかりと詰まっています。
『まかないこすめ』は百年の時間から生まれた、自然由来成分による確かなコスメです。

これは、百年ほど前から続いてきた実話です。
ある所に集まって仕事をする女性たちには、手肌が際立って美しい、という共通点がありました。
ある所とは、石川県金沢市の金箔屋（吉鷹金箔本舗）のまかない（裏方・製造現場）。

手肌が際立って美しかったのは、この和紙の仕込みをしていた女性たちでした。

和紙を浸して仕込むための灰汁（どろどろとした液体）に含まれる、「柿渋」「大豆」「鶏卵」の成分が、女性たちの手肌に、とびきりの美しさをもたらしていたからです。

その成分が、日々、灰汁に手を浸す女性たちの手肌を、みずみずしくて、透明感のある、丈夫な肌に変えていたのです。

この事実を一定の現象として認識し、化学的な研究による根拠・考察を加え、誕生したのが『絶妙レシピのハンドクリーム』です。

そして後年、その成分と配合をさらに精査・検分し、完成に至ったのが、『まかないこすめのスキンケア』が生まれました。

こんにゃく、和紙、米ぬか、絹、大豆、黒砂糖・・・・、そして、金箔。

自然素材をお肌で感じながら、美しくなるための時間を過ごす。秘密のお手入れが、お肌にも心にも豊かな潤いを与えてくれます。