エンゼルス大谷翔平投手（２３）が本拠地デビュー

初回に巡ってきた最初の打席で3ランホームランを放つ衝撃の地元デビューを飾った

４打数３安打と猛打賞の活躍で勝利に貢献した

3つのベースを蹴って、最後にしっかりとホームを踏みしめた大谷が三塁側のエンゼルスベンチに戻ると、そこにあったのは「沈黙」だった

ベンチに戻ると、チームメートは何事もなかったかのように知らんぷり

大谷は必死に両手を挙げてアピールするも、仲間は全員背中を向けたまま

これは近年、メジャーで流行している「サイレントトリートメント」といわれるジョークを交えた祝福

初本塁打を放った選手などに対しわざと無視した態度を取り、その後手荒い祝福をする

新人や新加入選手の初ホームランなどで行われることが多い

大谷は我慢しきれず、チームメートの一人の肩を揺すって必死に自分の方に向かせようとしたところで、ようやくチームメイト全員が大谷に駆け寄り喜びを爆発させた

「ナイス！」「良くやった！」　次々に祝福の声が飛び、スタンドでは観客が総立ち

苦笑いを浮かべて途方に暮れる新人を仲間たちが一斉に取り囲み、もみくちゃにした

試合後「最初、何があったのかなと。そういうやつなのかと思いました」と笑顔で話していた

本塁打に対する称賛はもちろん、大谷の飾らないリアクションが大反響を呼んだ

二刀流の活躍のみならず、キャラクターでもメジャーファンのハートをがっちりと掴んだ