●違法アップロードサイト「漫画村」
多数の漫画コンテンツを違法アップロードし、誰でも読める状態にしていた海賊版サイト「漫画村」
「漫画村」は、2017年ごろから注目を集めるようになったウェブサイト
漫画を中心に、雑誌・単行本などを大量に公開、「無料」で読める状態に置いている。大半は著作権者に無断アップロードされている。
漫画村は自らのサーバーに画像を保管していないため違法ではないなどと主張している。
●日本漫画家協会は利用しないように声明を発表している
漫画村など、無料で漫画を閲覧・ダウンロードできる違法海賊版サイトが氾濫する中、日本のコミック市場規模は、紙と電子合わせた全体で2.8%減となった。
日本漫画家協会が2月に利用しないよう呼びかける声明を発表。「全く創作の努力に加わっていない海賊版サイトなどが、利益をむさぼっている」と指摘
多くのメディアが相次いでその問題点を取り上げた。
●そんな漫画村は11日以降、アクセス不能になっていた
海賊版サイト「漫画村」がアクセス不能、「閉鎖した」との声も
news.line.me/issue/digital/… pic.twitter.com/mAhIa0DnHV
無料で漫画などを閲覧できるサイト「漫画村」が、11日からアクセスできない状態になっていることがわかった。
「漫画村」にアクセスすると、「現在漫画村はメンテナンス/もしくは負荷が高い状態です。
現在担当者が直している途中なので時間を開けて再度アクセスください。」とのエラー画面表示され、コンテンツを閲覧することができない。
●さらに、Google検索で「漫画村」が表示されなくなったことが分かった
500RT 「漫画村」著作権侵害でGoogle検索から消える 一部では“閉鎖説”も nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/18… pic.twitter.com/spehN4WmaZ
Googleで「漫画村」を検索しても現在、トップページを含む複数のページがヒットしない状態となっています。
削除理由は「デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく著作権侵害報告」。
報告履歴を見ると、複数の電子書籍販売サイトから著作権侵害の報告があり、侵害があったページ(トップページ含む)が検索結果から削除されたようです。
●ネット上では「漫画村」が閉鎖したとの声が相次いだ
ネット上では「1週間以上更新がない」との声や、「管理人逃亡」といった憶測も広がっています。
一部では「ついに閉鎖したのでは」といったうわさも流れていました。