■地震
地震は大きく2グループに分類されます。その1つはプレート境界でおこるいわゆるプレート間地震 (震源の深さ 70km 程度まで) であり、もう1つはプレート内部で起こるいわゆるプレート内地震
地震時には、あわてずに、まず身の安全を確保することです。具体的には、頭を保護し、大きな家具からは離れ、丈夫な机の下などに隠れるなどにより身の安全を確保しましょう
■予知は難しいとされている
地震予知に成功した確実な事例はないことや、地震の発生を警告できるほど、確実性の高い前兆現象は見つかっていないため、地震発生の時期を特定するのは困難だという認識が示されました。
国際会議で行われた議論で示されました。
「警戒宣言を出すような東海地震の確度の高い予測はできないのが実情だ」という見解を示した
日本国の検討会で示されました。
「地震は予知できない」――著書を通じて、あるいは学会の場で情報発信を続ける人がいる。
ロバート・ゲラー東京大学理学系教授が叫んでいます。
■そんな予知不能とされた地震だが、昨日起きた「千葉東方沖地震は予知された」と話題に
Retweeted 気象マニアの地震予知研究所 (@w_maniac):
今朝方、千葉県東方沖でM4.9が発生しておりますが、昨日スロースリップが報告されておりました。
千葉県東方沖でスロースリップを確認 専門家が注意を呼びかけ
matomame.jp/user/bohetiku/… matomame.jp/user/bohetiku/…
厳密な意味での地震予知とは言えないレベルだけど、今まで日本で一般向けに地震発生前の段階で発表された情報の中では一番それに近いものかもしれない。 www3.nhk.or.jp/news/html/2018…
”地震調査委員会の指摘通り” 千葉県東方沖で地震発生 | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2018…
昨日寝る前にこのニュースを見て、明け方に地震があって震源を見たら千葉東方沖で。
地震予知って結構当たるようになって来たのかなと思ってしまった
”地震調査委員会の指摘通り” 千葉県東方沖で地震発生 | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2018…
地震予知の精度向上が恐ろしいレベル。あとは国民の「恐怖を煽るな」「ハズレたじゃないか」「ギャーギャー」というレベルの低さの教育かな…
■話題になっているのが昨日(6月12日)の地震
12日午前5時9分ごろ、千葉県東方沖を震源とする地震があり、千葉県で最大震度3の揺れを観測した
千葉県東方沖でけさ(12日)5時過ぎ、マグニチュード(M)4.9の地震が発生
千葉県の勝浦市などで震度3の揺れを観測したほか、関東の各地と静岡県で震度2や1の揺れを観測しました。震源地は千葉県東方沖
■この地震は前日に注意が呼びかけられていた
実は前日、政府の地震調査委員会が、この場所で起きる地震に注意を呼びかけていました。まるで“予言”のような発表
政府の地震調査委員会は周辺の地震活動が活発になる可能性があるとして、11日開いた会合で注意を呼びかけていました。
「房総半島沖では、6月3日ごろから8日にかけて群発地震が起きており、通常とは異なる地殻変動がとらえられている」と報告
■なぜ予測出来たのか?そのカギは「スロースリップ」
なぜ事前に注意を喚起できたのか。鍵となるのは、千葉県東方沖で起きていた「スロースリップ」という現象です。