■35℃越えの猛暑日が各地で観測されるなど、現在の日本は強烈な熱波に襲われている
23日(2018年7月)は暦の上では「大暑」。暑くて当たり前とは言いながら、この暑さ尋常でなかった。
■埼玉県熊谷市で、観測史上最高気温となる、41.1℃を記録
埼玉県熊谷市では午後2時すぎに41度1分を観測し、観測史上、国内で最も高い気温の記録を更新しました。
これまでの過去最高気温は2013年8月に高知県四万十市で観測した41・0度だった。
■東京都の青梅市でも、都内初の40℃越えを記録した
日本列島は高気圧に覆われ、東京都青梅市で40・8度、岐阜県多治見市で40・5度を観測するなど、東北から九州にかけての広い範囲で気温が上がった。
気象庁によると、全国的に今年一番の暑さで、都内で40度以上になるのは観測史上初。国内で40度に達するのは多治見市で40・7度を記録するなどした18日以来。
■きのう24日も、岐阜県美濃市で39℃を超えるなど、予断を許さない状況が続いている
昨日(24日)も九州北部は勢力の強い高気圧に覆われ、夏空が続き、各地で気温が上昇しました。福岡県久留米市は最高気温が37.3度まで上がり、きょうで16日猛暑日が続いています。
また、岐阜県美濃市で39・3度、愛知県豊田市で38・9度を観測するなど各地で気温が上がりました。
気象庁は関東甲信から西日本にかけての各地に高温注意情報を出し、小まめに水分を取ったり、冷房を適切に利用したりするなど熱中症への対策を呼び掛けている。
■しかし、この記録的猛暑は日本以外も例外ではない
猛暑が続いているのは、日本だけではない。韓国でも記録的な暑さでソウルの最低気温が観測史上、最も高くなったのをはじめ、ロシアでは山火事が多発するなど、この夏は世界各地で猛暑となっている。
また北欧のスウェーデンではこの1週間、30度を超える日が続き、7月の最高気温の平均より10度前後高い記録的な暑さとなり、深刻な干ばつに見舞われています。
■米デスバレーでは、日本最高気温を10℃ほど上回る52.0℃を記録