ノリスケといえば、磯野家の夕飯のニオいを嗅ぎつけると「ごめんくださーい」と突然乱入する卑しいノリで有名。

偶然を装って食事にありつく姿などが、「図々しい」「ハイエナみたいだな」などと多くの視聴者からツッコミを受け、いつしか「ハイエナ」の愛称が定着した。

問題のシーンは、同エピソードが始まった瞬間いきなり訪れる。ある日ノリスケは、道端に落ちている柿を拾い上げた。

庭で柿の木を育てている「所有者」のお爺さんにその瞬間を目撃されると、ノリスケは柿を持ったまま猛ダッシュ。この時点で完全に己の罪を認識し、逃げようとしているではないか。

お爺さんは「お待ちなさい！」と逃げるノリスケを追走。息を切らしてノリスケはとうとう捕まるのだが、お爺さんは怒るのではなく「それは渋柿ですのじゃ」と優しく教えるのだった…、というハートフルなオチであった。