4月1日行われたFC東京vsサガン鳥栖の一戦
FC東京はホームでサガン鳥栖と対戦し、激しい点の取り合いの末、3-3で引き分けた。
結果的に勝点1を分け合った形の因縁対決。ただ、アウェーで1-3から追いついた鳥栖のほうが、心理的には前向きになれるのかもしれない。
この試合後、事件は起こった
試合後、FC東京のゴール裏に歩み寄るサガン鳥栖GK権田修一の目に涙があふれた。ピッチに膝をつき、頭を下げる。
「このスタジアムで育ててもらって、このスタジアムでうれしい思いも悔しい思いもした。どれだけミスした次の試合でもゴール裏から名前を呼んでくれた」。FC東京の下部組織で育ち、07年からトップチームに昇格。常に背負ってきた青赤のゴール裏を目の当たりにし、思いが溢れ出た。
、試合前はFC東京から強烈なブーイングを受けた権田。しかし、試合後にFC東京ゴール裏に挨拶へ行くと、古巣のサポーターからは拍手と「頑張れよ!」といった声援が送られ、権田は感極まって号泣。両手を地に付けて土下座、手を合わせて謝罪をする一幕が見られた。
このような行為に至った理由は今回の移籍の経緯にある
ハリル日本でも招集されていたが、昨年7月にオーバートレーニング症候群で離脱。その後、公式戦出場がない。前半戦首位のホルンは1年での2部復帰に向け日本人選手補強の可能性を探っていた。
今年1月にはホルンを離れ欧州で新天地を探すべく、保有権を持っていたFC東京との合意の下で契約を解除。だが結果的に欧州クラブは見つからず、2月に鳥栖への加入が決まった。
1月の契約解除時に権田は自身のツイッターを更新し、「今は何も決まっていない状況で1月末まで欧州で所属クラブを探します」と理由を記し、「自分で決めた道を信じて進みたいと思います!」と力強く決意表明をしていたが、鳥栖に加入する運びとなった。
フロントが悪いってのもわかる
海外移籍の時の解除条項つけるとかにして国内へのゼロ円移籍は防ぐべきだったんじゃないかね
林とるならレギュラー確定させてあげなきゃいけないから人員整理っていう面ももちろんあるけどさ、、、
そこに漬け込んだ権田はちょっとなぁ…
#fctokyo
権田選手が語った苦渋の思いとは
「無理、でしたね」。感情を抑えることはできなかった。「このスタジアムで育ててもらって、このスタジアムでうれしい思いも悔しい思いもした。どれだけミスした次の試合でもゴール裏から名前を呼んでくれた」。FC東京の下部組織で育ち、07年からトップチームに昇格。常に背負ってきた青赤のゴール裏を目の当たりにし、思いが溢れ出た。
「帰ってこられて、うれしかったですよ。でも、着ているユニホームは東京じゃなくて鳥栖。複雑で、サポーターの前に行ったら糸が切れたというか。この試合は普通ではいられなかった…」
今年1月に欧州移籍を模索するため、FC東京との契約を解除にしたにもかかわらず、同2月に鳥栖に入団した経緯があるため、その不義理をサポーターの前で謝罪したという。「僕を育ててくれたクラブ。けじめもあるし、ブーイングされようが行こうと決めていた」
「人生で一番つらい試合と覚悟していたけど、その中で成長した姿を見せたいなと思っていた。でも、それもできなかったので次までに成長したい。自分で決めた人生。後悔はないし、前に進むしかない」。
難しい決断であったことは間違いない
サポーターの中にはこの行動に心を動かされた方も