■入った直後から朝までずっと暖かい「冬眠布団」
電気代もかからず、ぽかぽかとあったかくなる夢のような掛け布団を紹介しましょう。その名も「冬眠ふとん」。
「布団に入ってしばらくの間、冷たい思いをする」という、寝るたびのあのイヤな経験もしない
冬眠ふとんはグラフェンが体温を蓄えて炭素素材の遠赤外線効果との合わせ技で、じんわりと心地いい暖かさを一晩中キープ
■この冬眠布団の暖かさは「グラフェン」という新素材が実現させた
アフロ
A worker weighs graphene, which is used by biochemists to develop a possible Zika-repellent clothes detergent additive, at "Grupo Avance" (Advance Group) laboratory in Santiago, March 4, 2016. REUTER… by 写真:ロイター/アフロ
一般的に炭素素材は遠赤外線を多く発していると言われています。グラフェンは炭素素材なので、遠赤外線の暖め効果が期待できます。
「冬眠ふとん」の暖かさの秘密は、中材として使われているグラフェンとマイクロファイバーの複合素材。
グラフェンは銅の10倍という高い熱伝導率を持つ今注目の素材。そのグラフェンが体温を蓄え発熱することで一晩中ポカポカが持続
■暖まるスピードが早い!そして通気性もいい
グラフェン」は、理論上、銅の10倍の熱伝導率を持つ上に軽量であるなどの特異な性質を有しており
さらにグラフェンは通気性も高く、布団内部の湿気を程よく逃がすため、一般的な綿布団や羽毛布団のように熱と湿気がたまりすぎてしまい暑すぎ布団をはだけてしまうこともありません。
■このように冬眠布団に使われてるグラフェンとは?
ダイヤモンド並みの強度を持ちながら柔軟に折り曲げることができ、電気の伝導率は銀より高く、熱の伝導率は銅の10倍くらいです
■このグラフェンを利用した製品が続々と発表されている。まずは服と靴、スマホ放熱シート
Amazon
北欧ブランド Shield Patrol(シールドパトロール) スマホケース NanoCase(ナノケース) iPhone X専用 バッテリー20%長持ち 無線給電対応 黒 (正規代理店) 発熱対策 放熱技術 ナノグラフェン素材 新素材 カバー
高価なグラフェンを使用したと謳うジャケット「グラフェン・ジャケット(Graphene Jacket)」が登場
高い熱伝導率で暖かさを保つだけでなく、屋外に置いて太陽光を吸収させることで温めることも可能ということです。
アウトソールのゴム部分にグラフェンが混入されており、グリップと耐久性が50%以上向上したとのこと。グラフェンを組み込む研究には4年もかかった
オフロードを起源とするイギリスのシューズメーカー「inov-8(イノヴェイト)」の、Gシリーズという商品です。
欧ブランドShield Patrolの「Nano Sticker」。新素材グラフェンを使ったiPhone用のシートで、バッテリーを20%長持ちさせてくれる