自閉症の妹に売春..地方の闇を描く「岬の兄妹」が絶賛されている!


この記事は私がまとめました

■自閉症の妹の売春を斡旋する兄!衝撃の話題作が公開される

『岬の兄妹』が、映画業界内外の圧倒的な支持を得て、3月1日の公開を前に急きょ拡大公開されることが決まった

障がいを持つ兄・良夫(松浦祐也)が、自閉症の妹・真理子(和田光沙)を利用して売春で生計を立て、貧困から脱しようとする姿を描いた。

障がいを持つ兄が、自閉症の妹を売る――その事実が暴露された時に突きつけられるのは「それでも人間か」という言葉だ。

・あのポン・ジュノ監督の下で学んだ片山監督の初長編になる

一見重たいテーマの本作だが、上映中客席からは時より笑いが起こる場面も。

片山監督「“笑い”の要素を入れようと思っていました。松浦さん、和田さんをキャスティングしたのは、その姿を見ていても、悲しすぎず、笑えるからだった

・「カメラを止めるな!」なみの予算で自主制作だった

低予算ゆえにスタッフの人数も少なく、そのためメイクのヘルプで参加したスタッフがカメラを回したり、衣装係が制作の仕事をしたりと、部署の垣根もゼロ。

■しかし映画祭で優秀作品賞受賞して全国公開が決定

本映画のなかから劇場公開を約束する「“最速・最短”全国劇場公開プロジェクト」に選出され、全国公開へと導かれた。

スウェーデンで開催されるヨーテボリ国際映画祭のコンペティション部門であるイングマール・ベルイマン賞へ正式出品

NHKのテレビカメラが観客にインタビューする姿もあり、今作の注目度の高さをうかがわせた。

・名監督や名優も映画を大絶賛した!

、香川照之は「暴力の行方、性的描写、観念の飛躍、全てが片山監督の根幹にあるポン・ジュノのカットの積み重ねを見ているようだ。ラストの岬の終焉の仕方にも大いに頷いた

白石監督は「自主映画の体制で重要になってくるのは、面倒くさいシーンやカットをいかに作れるか。それが自然に存在している」

観客の爆笑をかっさらった“ウンコバトル”、セックスの相手が体勢を変えるごとに次々と入れ替わるシーンに言及

・SNSでも涙が止まない。無駄なシーンがないと感想が相次ぐ

『岬の兄妹』1つも無駄なシーンが無かった。松浦さんや和田さんに、もっとちゃんとした感想を伝えたかったなぁ自分にとって、後々来る作品だった。#さぬき映画祭 #岬の兄妹

明日から公開の「岬の兄妹」、激しくいやらしくたくましく生きる兄妹の姿が美しい。初めてみてからもう2ヶ月経つのに未だ脳裏に残る強烈な映像。哀しみも青春も恋もなんでも詰まった猥雑なのに美しい映画、また映画館で見るしかない。
#岬の兄妹

『岬の兄妹』
生きることが彼らにとっては全てだった。明日食べる金もない、脳もない、頼れるのは真理子の体だけ。容赦ない現実を突きつけられ、頭を殴られたような強い衝撃を受けた。目を背けたくなるシーンの連続の中、真理子の生命力溢れる笑顔だけが救いだった。
#岬の兄妹 #ぴあ試写会 pic.twitter.com/gydqHFacrD