本の実売晒しは是か非か…幻冬舎の社長のツイートが、物議を醸している


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百田尚樹氏の本を批判した作者が告発をした

、『日本国紀』は学術論文ではなく、日本史を俯瞰(ふかん)した概説書である。

超売れっ子作家の百田尚樹が、今、日本史についての本を書き、それが、大ヒットを記録している。

その本こそ、『日本国紀』(幻冬舎)であるが、『日本国紀』は、何と発売前の予約の段階で、30万部を超えてしまうという、超異例の売れ行きを示していた。

同氏は幻冬舎から文庫本の出版を予定していたが、『日本国紀』の問題点を指摘したところ、出版が急遽取りやめになったとしている。一方、幻冬舎は取材に対して、「事実ではありません」と反論する。

それに対して、社長が実売を公表し物議を醸す

騒動のきっかけは、作家の津原泰水(つはらやすみ)氏が2019年5月13日、百田尚樹氏の著書『日本国紀』(幻冬舎)を批判したため、自著が出せなくなったとツイッターで主張したためだ。

津原氏は2019年5月13日、ツイッターで「幻冬舎から文庫出せなくなった」と明かした。その後の投稿によれば、幻冬舎文庫から19年4月に刊行予定だった小説『ヒッキーヒッキーシェイク』が、同年1月ごろに突如、出版中止を告げられた。

理由については、担当者を通じて「『日本国紀』販売のモチベーションを下げている者の著作に営業部は協力できない」と説明され、津原氏は「ゲラが出て、カバー画は9割がた上がり、解説も依頼してあったんですよ。前代未聞です」と憤りを隠さない。

「初版5000部、実売1000部も行きませんでした」――。幻冬舎の見城徹社長のツイッターでの発言をめぐり、多くの作家が不快感をあらわにしている。

津原泰水さんの幻冬舎での1冊目。僕は出版をちゅうちょしましたが担当者の熱い想いに負けてOKを出しました。初版5000部、実売1000部も行きませんでした。

2冊目が今回の本で僕や営業局の反対を押し切ってまたもや担当者が頑張りました。実売1800でしたが、担当者の心意気に賭けて文庫化も決断しました

事実なら、出版業界も大変ですね。

多くの作家が批判、売り上げを公表する事は悪なのか!?

同社と対立する作家の書籍の「実売数」を明かす発言をしたことに、「『この人の本は売れませんよ』と触れ回るなんて作家に最低限のリスペクトがあるとできないはず」とひんしゅくを買っている。

さらに見城氏の“実名晒し”への批判は広がり、Twitter上では別の作家たちからも多数のコメントが上がっている。

波紋は文壇界に広がり、芥川賞作家の平野啓一郎氏(43)も17日、「やり過ぎだろう。見るに耐えない」と見城氏に苦言を呈した。

下の帯に書かれていますが、売れてないことを公開することはほとんどないですね。まあ自虐ならあるかもですが…

思想家の内田樹氏(68)は同日、「やはりここまで来たら日本の作家は『幻冬舎とは仕事をしない』ということを宣言すべきだと思います」とツイート。

映画評論家の町山智浩氏(56)は「作家の協会は出版社に対して共同声明だしたほうがいいよ。『出版すると約束した本は必ず出す』『実売部数を著者の了解なしに公表しない』」と促した。

津原氏は「実売は作家本人にも教えないのが基本ルール。だって作家の責任ではない」とコメントしている。

様々な声が

幻冬舎の見城徹社長が百田直樹を批判した津原泰水さんの著書の実売部数を「この人の本は売れてませーん」とばかりに晒した件だけど、単に「売れている本は良い本、売れていない本は悪い本」であるのなら、1945年の敗戦までに1200万部売れたヒトラーの我が闘争は良書だったのかよと甚だ疑問に思う。