ダム乱立で大迷惑…中国が自分勝手な行動でアジアを混乱させてた


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■メコン川

東南アジアを流れる河川。東南アジアで最長、アジア全体でも7番目に長い川である。

※メコン川とは

全長4000kmの大河メコン。大河が形成した広大な三角洲地帯メコン・デルタはベトナム随一の穀倉地帯であり、豊かな漁場でもある

■このメコン川にある変化が

大河メコン川は、漁業や農業、水運などでその流域に暮らす人々の生活を昔から支えてきた。その伝統的な生活が今脅かされる事態に直面している

中国がダム建設ラッシュを通じて、東南アジアで最も重要な河川メコン(Mekong)川の流れを支配しようとしている

上流域に中国が建設し稼働を始めている水力発電用のダムによる影響が、ラオスやタイなどの下流域の周辺住民の生活環境、自然環境に深刻な影響を及ぼしている

■中国が多数のダムを建設したことが原因だ

下流域の貧しい国々の経済の生命線を中国が握っているという点で専門家の意見は一致している

中国資本の流入で変わりつつある。メコン川下流域の本流では現在11件のダム構想がある。

今後、更にその数は増えるようです。

さらに、2030年までに200の発電所が新設される予定です。こうした新設の動きの原動力となっているのが、中国

■ダム建設は電力をもたらすが、伝統的な生活は破壊される

メコン川は中国に源を発し、タイとラオス、ミャンマー、カンボジア、ベトナムを流れ、流域に暮らす約6000万人の生活を支えているが、水位は記録的な低さを記録

ダム乱立によって水位が低下し続けています。

予告なしのダムの放水などによりメコン川下流域で水位が上昇したり、流れが変化したりして、周辺住民の漁業や農業、水運業、そして観光業まで被害を被っている

ダムの放水は危険を伴うことから中国は事前に下流関係国に連絡することになっているが、実際は連絡が大幅に遅れたり、連絡がなかったりというケースが大半

■このままでは生活が出来ない…

放水の影響でラオス北部ボーケオ県の流域住民200家族以上が7月までに水位上昇による洪水で田畑や家屋が被害を受けている

メコン川下流域の国々では近年魚類資源の激減が報告されており、その原因はこうしたダムにあるとする批判も

周辺の自然環境にも影響を与え、生息する魚や水生植物、生物などにも減少や絶滅の危機といった問題を引き起こしている

■また、国単位で様々な軋轢が

中国にとって東南アジアは広域経済圏構想「一帯一路」の一部で、経済協力を名目に影響力を拡大している。

中国が作った一部のダムでは、ラオス政府は、中国企業に対して、発電の量にかかわらず、一定の額を支払う契約になっており、このままでは、ラオス政府は、中国側に支払うお金がかさんでいくという悪循環に陥っている

増え続ける電力インフラが重くのしかかる現実。ラオス政府は、経済発展には日本の力も欠かせないと強調します。

借金をさせてダムを建設したものの、電力の需要が少ないため借金を返すことができません。また、設備も使いこなすことが出来ていません。このギャップを日本が埋めようとしています。