欧州に仕掛けられたテロの最終戦争 伝播する「イスラム国」の”呪い”

「イスラム国」のイラクでの支配地域 約3年前の40％から7％未満に縮小

ＩＳは市街戦で住民を危険に巻き込む作戦をとっており、米軍報道官は11日の会見で戦闘は「難しい状況が続いている」と語った。

米国は13日、核以外の通常兵器で米軍最大の破壊力を持つ爆弾を使用

現地時間の午後７時に、過激派組織「イスラム国」（ＩＳ）の潜伏する地域に落としたという。

同爆弾の実戦使用は初めて。米国防総省が発表した。

MOABは同国ナンガルハル（Nangarhar）州アチン（Achin）地区で午後7時32分（日本時間14日午前0時2分）ごろ、ISの「トンネル複合施設」に対し使用された。

対象となったのはダーイシュ（ＩＳ）の戦闘員、彼らが移動のために使用しているトンネル・システム。

スパイサー報道官はトランプ米大統領が個人的に同兵器の使用を指示したかどうかについては言及を避けた。

MOABは「すべての爆弾の母」を意味する「Mother of All Bombs」の頭字語でもある。

爆発時に発生する強力な爆風によって、広範囲に分散した部隊、施設、および地雷原などの無力化に絶大な効果を発揮します。

巨大な爆弾のため通常の爆撃機には搭載できず、C-130やC-17などの大型輸送機の後部貨物扉からMOABを載せたパレットごとパラシュートで引き出されて空中投下される。