孤独死を”ミニチュア化する”
「写真では見られないけれどミニチュアにすれば見られる人もいる」そう信じて核家族化が進む現代にそのひとごとではない部分を伝えています。
現場で見たいくつかのパターンをテーマ化して、要素や特徴を濃縮、間取りや小物、現場の状況をミニチュアで再現。多少グロい表現もあるが、それが写真のような“本物”でないため、ワンクッション置いて考えられるのではないかと小島さんは考えた。
体液が物語る、最後の瞬間
寒い冬の時期にヒヤッとする冷たい便座の上に座ることで、突然死を招いてしまうこともあります。私はそうした予防策や注意喚起も伝えたくて、今回このミニチュア制作に取り組みました
壁に「ゴメン」の文字
飼い主がいなくなった部屋
猫だけ残ってるのが心をしめつけるなぁ…。
画像・写真 | 孤独死の現場を模したミニチュア 小島美羽さん作品集 1枚目 | ORICON NEWS oricon.co.jp/photo/5260/244…
風呂場
ご遺体がお湯の中に入っていますし、追い炊き機能が作動していたりして、発見が早くてもご遺体の痛みが激しいことが多いです。警察がご遺体を出すときは、煮込んだ肉のようにずるりと落ちてしまったり、はがれた皮膚が浴槽についていたりもします。
ゴミ屋敷
ごみの上で寝ていたり、ごみの中に人が1人いられるくらいのスペースがぽっかり空いていたりします。多くが1人暮らしの男性で、ネット通販の段ボールや、大量のティッシュ、ピザなどの宅配サービスの箱が散乱しています。
畳
やはり千葉で整理した孤独死現場がモデルで、亡くなったのは独身の中年男性でした。死後3~4カ月たって発見され、腐敗した体液で布団や畳は黒く染まっていました
時が止まった部屋
遺品整理人の苦労
目に見えない細菌も同様に繁殖していると考えられますので、細菌感染の危険性も潜んでいます。特殊な防護服や装備がないと部屋に立ち入ることには大きなリスクが伴います。
みんなの声
伝え方ってすごく大切だなって
「グロいからみない」「グロいからみせない」じゃダメなんだろな 孤独死って誰にも起こりうるけど普通に生活してて関わらないもんね
ミニチュアで表現するのすごくいいアイディアだと思う