▼閉店するマックの近くのバーガーキングの広告に注目が集まった
1月31日午後6時に閉店する「マクドナルド 秋葉原昭和通り店」と、2軒隣にあるライバル「バーガーキング 秋葉原昭和通り店」の広告が話題になっている。
マクドナルドは、秋葉原昭和通り店の店頭に、「22年間どうもありがとうございました。当店をご愛顧賜りましたお客様に深く感謝申し上げます」とのメッセージを掲示。
「22年間たくさんのハッピーをありがとう」という題名から始まり、「マクドナルドさんのいないこれからを思うと寂しさでいっぱいです」などと書かれている。
ところが、このメッセージを縦に読んでみると…。
縦読みすると、「わたしたちの勝チ」というメッセージが。
・感動と見せかけて煽る…バーガーキングの暴走が話題になりました
今日閉店する秋葉原昭和通りのマクドナルド。近くのバーガーキングがマックのレシートでコーヒータダとかやってたので、もらってみた
縦読みの煽りとか賛否両論だろうけど、認知上げたもの勝ちなバーガーキングだからやれる方法かも。店員さんに「これガチなんですか?」と聞いたら、黙って頷かれた pic.twitter.com/s9YThjrPsA
@sato322 バーガーキングのマック煽りは本国ではもはやネタ。
バーガーキング、全広告に1年間マクドナルドの「ビッグマック」を隠していた!その「場所」とは (2019年12月26日) – エキサイトニュース excite.co.jp/news/article/F…
▼実はバーガーキング、マクドナルドを超意識した広告を世界で展開しています
同社の看板商品である「ワッパーについて“ある告白”をする」という文章から始まるこの動画。なんと2019年に実際に使用された同商品のすべての広告写真の後ろに「マクドナルド」のハンバーガーが隠されていたというのだ。
最大のライバル企業である「マクドナルド」の商品に比べ、自社の主力商品の方が大きいということをアピールするための、この悪ふざけにも思える手の込んだ細工……。
2015年には、ビッグマックそのものやそのレシートをバーガーキングに持っていけば、ビッグキング4.0が120円引きで購入できるという「BIG割」キャンペーンが日本で開催された。ハンバーガーファンの間では、バーガーキングとマクドナルドの対立は、もはやネタとなっている。
フランスでは、マクドナルドがバーガーキングを挑発するような広告も。5キロ先にマクドナルドがあることを伝える道路広告の隣に、258キロ先にあるバーガーキングまでの道案内を詳しく説明した広告を掲示している。
▼そんなバーガーキングですが、顧客の声に粋なはからいも
この投稿には7ヶ月後、バーガーキングの公式アカウントから直接、「作ってんで!オープン初日にお待ちしています。」とのリプライが送られた。
バーガーキングの対応はこれだけに留まらず、工事中の「下北沢駅南口店」の窓にこのやり取りを掲出。一般ユーザーとのSNS上の会話をラッピングとして貼り出すというまさかの光景が広がった。