いったい何が‥「百貨店」の相次ぐ閉店が深刻すぎる


この記事は私がまとめました

kyama77さん

●近年「冬の時代」が長引く百貨店

小売業界は、業態変化や構造変化などによる影響が最も早く、そして最も大きく出る業界として知られています。

中でも「冬の時代」が長引く百貨店。最近は訪日客の爆買い頼みだっただけに、弱り目にたたり目である。

●そんな中、山形県では百貨店「大沼」が破産手続き開始決定

山形県で百貨店「大沼」を運営する大沼が、山形地裁に破産を申請したと東京商工リサーチなどが報じた。

最終営業日の26日付で解雇された従業員約190人の大半が出席し、雇用保険失業給付の手続きなどを行った。

・大沼は、1950年に前身にあたる大沼百貨店社を設立

【大沼山形本店、1月27日に自己破産申請・閉店】
toshoken.com/news/17871
1700年創業、山形市唯一の百貨店。
仙台の百貨店等との競争に勝てず経営悪化、老朽化が進行しており耐震問題もあった。
山形県の百貨店は酒田・清水屋のみに。 pic.twitter.com/AjG9zXxhfa

大沼は1700年創業の荒物屋(雑貨店)にルーツを持ち、1950年に前身にあたる大沼百貨店社を設立。

320年前の元禄13年に開業した大沼は、平成20年2月期にはおよそ120億円の売り上げがありましたが、

郊外の大型店との競争の激化などで去年2月期の売り上げがおよそ74億円まで減っていました。

これで山形県は全国で唯一、デパートがない都道府県となります。

・代表は「増税や台風の影響により購買意欲が急激に落ちた」などと回答

代表は「1月27日以降も決済が控えていた。そして、1月20日前後に資金繰りが無理とわかった」と述べ、謝罪

報道陣から破産申請に至った要因を尋ねられると、「2019年10月の消費増税や台風の影響により購買意欲が急激に落ちた」と回答

その上で、「現金で買う顧客が減り、クレジット決済が多くなったため、日次の資金繰りに影響が出た」と、増税後の販売不振とクレジット決済の増加を理由にあげた。

●ネットでは、突然の閉店に様々な声が上がっている

広範囲に地域全体が衰退してる場合、
一社が頑張っても経済は回らない。
大沼デパートと同じ地域にあるヤマザワ(スーパー)も同地域の店舗を閉店だそうだ。まー、自業自得って、簡単に片付けても、どの地方も明日は我が身なような気がする。

大沼突然閉店したから購入してた資生堂とかのデパコスどうすりゃええねん…もう山形県内でデパコス買うとこ無いわ

大沼ほんとになしい、なんか酷い閉店の仕方だし、、、

とりあえずこれからGODIVAどこで買お…

大沼デパートの話全国版でもでてくるけど、閉店セールすらできず、最後の挨拶もできずいきなりの破産、解雇って最後がすごいしんどい 子供の頃のあこがれのデパートで、思い出の場所だったから

大沼デパートのホームページ、閉店のお知らせすらないのなんか悲しい…… pic.twitter.com/ZBv1iVp1SR

江戸時代から続いてきた大沼が破産申請
突然今日から閉店
全国初の百貨店空白県に… pic.twitter.com/mpwO1lkRji

大沼百貨店はいきなり閉店しちゃったけど、レトロで素晴らしい建物なので文化財などにして遺して欲しい。 pic.twitter.com/dBe9P5ppmj

●「ほの国百貨店」は、2020年3月15日に閉店する