生理中は隔離部屋に閉じ込められる…世界の呆れた風習に困惑


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PINKMOMOさん

■ネパール

ネパール連邦民主共和国(ネパールれんぽうみんしゅきょうわこく)、通称ネパールは、南アジアの連邦共和制国家

面積はおよそ14.7万平方キロメートルで、北海道の約1.8倍です。北は中国のチベット自治区、東・西・南はインドと国境を接しています

固有の言語をもつ多数の部族からなるが,共通語としてネパール語を使用。ヒンドゥー教徒,仏教徒が多い

■このネパールで未だに残るのが生理中の女性への風習

ネパールでは、生理中の女性が隔離小屋へと追いやられる「チャウパディ(chhaupadi)」と呼ばれる伝統が

辺境部の一部地域では数世紀にわたって、「チャウパディ」という慣習にのっとり、女性たちが自宅から隔離された小屋の中での就寝を強いられている

■「有毒である」というのが理由らしい

太古の昔から、人々は「月経中の女性と接触すると、不運な目に遭う」と教えられてきた

そのため生理中の女性たちは「不浄な存在」として牛や男性に触れることを許されず、家の中の食べ物を口にすることも禁じられた。また、家のトイレや洗い場の使用も禁止

生理中の女性は不純なもので、他の人に触ったり台所に入ったり、動物や植物、井戸を触ったりすることを制限すべきという概念

■隔離小屋での生活は想像を絶する

多くの場合、毛布や電気、窓、寝具、十分な食べ物や水は与えられない。また隔離されている時期も殴られ続ける人が多く、置き去りにされて亡くなる人も

毎年、少なくとも一人の女性が小屋で死亡している。寒気や煙の吸いこみ、動物の襲撃などが死因

しかも少女らは学校に行くことも許されないのだ。更に不潔な状況下で隔離されるために感染症を起こすこともあり、外部から性的暴行を受ける可能性も

■当然、ニュースになることも

ネパールの警察当局は3日、生理を理由に粗末な小屋に隔離されていた女性(21)が死亡したと発表した。たき火の煙を吸い込んだための窒息死

母子は厳しい寒さの中、焚火をしながら寝てしまったのだろう、睡眠中に煙を吸引して死亡した

■政府はこの行為を禁止しているが…先ほど挙げたようなニュースが絶えない

何百年も続く。ネパール政府と女性支援団体はこれを廃止しようとしており、18年8月から初めて、月経中の女性に隔離を強要するのは最長3ヵ月の服役刑に値する犯罪行為となる

伝統が違法とされてから長年たつが、人里離れた村ではこの慣習がいまだに日常的に行われている

2005年に違法化されたこの風習で逮捕者が出るのは初めて

去年12月のニュースです。遅れてますね…。