安倍総理大臣 全国の小中高の臨時休校要請へ
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
安倍総理大臣は来月２日から
全国すべての小学校・中学校、それに高校などについて、
春休みに入るまで臨時休校とするよう
要請する考えを示し、文部科学省は、
今後、全国の関係機関に要請を行う事にしています。
安倍総理大臣は、入試や卒業式を実施する場合は、
感染防止のための措置や必要最小限の人数で行うよう
万全の対応を取ることや、行政機関や民間企業などは
休みを取りやすいよう子どもを持つ保護者への
配慮を行うことを求めたうえで、
こうした措置に伴って生じる課題は、
政府が責任を持って対応する考えを示しました
大阪市 安倍総理の要請前に29日からの幼小中の一斉休校を発表
休校の決定が数時間先行していた大阪市立学校では、“急な休校で対応できない家庭については、授業は行われないものの、学校は開けて濃厚接触にならない形で預かる”っていう共働き世帯へのフォローが付いてたけど、これが全国で可能かどうか pic.twitter.com/1LZ7LwS6np
２７日午後に開かれた大阪市の幹部会議で、
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、
すべての公立の幼稚園、小学校、中学校あわせて
４７１校を２９日から来月１３日まで
臨時休校させることが決まりました。
市は２８日保護者に説明するとしていて、
仕事などで親が自宅で子どもを見られない場合は、
教員らに子どもを預ける特別な措置も検討。
また、卒業式については
参加人数を最小限にして実施するということです。
2月28日放送のモーニングショー 臨時休校について特集
元国立感染症研究所研究員 岡田晴恵白鴎大学教授がゲストで出演
岡田教授「一斉にやるか否かは議論があると思うんですけど、どの地域でどれくらい患者がいるっている検査データが無いとダメで、この場合は無いので。ですから一斉休校は英断であり、効果があると思います」
岡田教授「(看護士が出られなくなってしまう地域医療で)安倍総理の一言でフェーズが変わった。認知が変わったのは大事な事」
岡田教授「(数日前のニュース番組出演で)感染者が数万人いますよって言ったら、多くの感染症の専門家から、言い直せ、数十万だろと言われました」
岡田教授「そういう事が伝わっていない状況があったんですね。一言で少しは国民に切迫感があったかなと」
岡田教授「この問題はパッケージで考える。事前準備が出来てなかった、時間があったのにって非常に感じるところです」
▼岡田教授 PCR検査について暴露コメント
岡田教授「私はプライベートの事は言いたくないんですけど、(政治家の方から)こういう説明受けたけど、解釈はこれでいい？という電話がよくかかってくる」
岡田教授「公的負担に関しては、出来たよっていう電話があった」
岡田教授「正直言いまして複数の先生方からクリニックから直接かは待ってくれと言われている」
