本時間14日午前2時現在での世界の新型コロナウイルス感染者数は124の国・地域で14万720人に達し、うち5347人が死亡した。

この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関（WHO）からの情報に基づいている。死者の集計方法や検査体制は国によって異なる。

春のセンバツ高校野球の中止も決まったが、就職が決まっていた学生らへの内定取り消しも相次いでいる。

４月からの就職を控えた新卒者を直撃し始めた。東日本大震災の直後でも見られた「内定取り消し」だ。

観光関連業などではすでに倒産する企業が出ており、“リーマンショックの再来”を懸念する向きもある。

経済団体に要請を行い、各企業に対して内定取り消しを防ぐための最大限の経営努力を徹底するよう求めました。

厚生労働省は「内定を得ていても本当に入社できるのか不安に感じている学生も多いと思う。不安を解消するためにも企業には積極的に情報を発信してほしい」と話しています。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、トヨタ自動車は、来月に予定していた入社式の中止を決めたと明らかにしました。

トヨタでは工場での生産を担う技能職のほか、事務職、それに技術職として採用された1000人以上が出席して、来月１日に愛知県豊田市の本社で入社式が行われる予定でした。

入社式をめぐっては、日立製作所もソニーも中止を決めているほか、ホンダも三重県の鈴鹿サーキットで予定していた入社式の中止を既に決めていて、大手企業の間に広がりを見せています。

ＩＴ関連企業に内定が決まった県内の高校生２人からも「採用された企業から入社時期を遅らせたいと言われた」と報告があった。

高校生からも、企業から入社日変更を提案されたという報告があるなど、入社時期の先送りを検討する動きが広がっている。