■新型コロナウイルスの蔓延が続いている
アフロ
Seibu Ikebukuro department store is seen temporary closed in Tokyo, Japan on April 9, 2020, amid the state of emergency due to the spread of the novel coronavirus. (Photo by Yohei Osada/AFLO) by 写真:長田洋平/アフロ
13日午後6時の時点で、日本で感染が確認された人は、空港の検疫で見つかった人やチャーター機で帰国した人なども含めて7584人と、7500人を超えています
東京都は十二日、新型コロナウイルスの感染者を新たに百六十六人確認したと発表した。重症者は一人
小池都知事は会見で「きょうも商店街などにずいぶん人が出ていた。このことによって大丈夫だ、と思われるのはやめていただきたい。あすからの職場への出勤も7、8割落とすことをしっかり守っていただきたい」とコメント
■そんな中、気になるニュースが入ってきた
新型コロナウイルスの感染者が相次いだ、兵庫・神戸西警察署で、署長と副署長の感染が確認された
新型コロナウイルスの感染者が出た兵庫県警の神戸西警察署で、3月27日に飲み会が開かれていたことがわかりました
■このニュースを始めとして、警察官が新型コロナに感染するという報道が相次いでいる
神戸市西区の神戸西警察署では、先月27日に居酒屋で開いた、異動してきた署長らの歓迎会に参加した幹部警察官など、これまでに8人の感染が分かっています
警視庁の警察官2人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、警視庁は一緒に働いていた同僚など合わせて80人余りを自宅待機にしました
警視庁の玉川警察署の警察官が新型コロナウイルスに感染し、警視庁は同僚ら20人を自宅待機とする一方、本部からおよそ30人を派遣
■次々と心配なニュースが…
留置場で新型コロナウイルスの感染が起きた警視庁の渋谷警察署で12日、ほかにも勾留されている20代の男が感染していることが分かりました
警視庁の交番で勤務する警察官が新型コロナウイルスに感染したほか、留置場に勾留されていた男の感染も確認されました
↓に続く。
警視庁によりますと、新たに新型コロナウイルスに感染したのは、町田警察署の地域課の23歳の男性巡査長です
■蔓延すると「治安崩壊」という言葉が頭をよぎる
既にここ数週間で三つの警察署がクラスター化の恐れがあります。これが氷山の一角でなければ良いのですが
このまま警察組織での感染拡大が続けば、医療崩壊ならぬ治安崩壊も懸念される
警察官の仕事は見知らぬ人間と近い距離で「会話」をして犯罪の容疑をつかんだり、事故などを未然に防ぐ作業が多い
■今のところ「本部からの応援」で凌いでいる
警視庁では署内の消毒を進めるとともに、警視庁本部から応援部隊を派遣して、治安対策を強化している
皆様にはご心配をおかけしているが、治安を確保するのための十分な体制をとっている。引き続き総力を上げて、安心していただけるよう努めたい
兵庫県警のコメントです。
兵庫県警は、13日午前に会見を開き、13日付で、署長や副署長を交代させる人事を発表