■今日(6月1日)から再開する学校が多い
新型コロナウイルスの影響で休校が続いていた各地の学校が分散登校や体温測定など感染防止対策をとりながら1日から授業を再開
異例の事態が長期化し、約3カ月登校できなかった子どもの心理状況は揺らいだ。不登校の問題に取り組む団体には不安の声が寄せられ、担当者や識者はケースの増加を懸念
■そんな中、フェイスシールドの着用を義務付ける学校も
臨時休校が続いていた福岡・粕屋町の小中学校では、すべての児童や生徒らに対し、「フェイスシールド」を配布して、授業を再開
福岡市のベッドタウンとして人口増が続く同町では児童生徒数も増えていて、小学4校、中学2校の全校で空き教室などがない状態。「3密」を避けにくい環境で、当分はマスクとフェースシールドを同時に活用していく
熊本県菊池市の菊池北小の補助教員らが、6月1日の学校再開で登校する児童たちのために、フェースシールドを手作りした
■大阪市でも
アフロ
Ichiro Matsui governor of Osaka attends a news conference at The Foreign Correspondents’ Club of Japan on February 20, 2019, Tokyo, Japan. Osaka Mayor Hirofumi Yoshimura and Matsui spoke about the pr… by 写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ
大阪市の松井市長は、小中学校の児童・生徒と教師の全員にフェイスシールドを配布する方針を明らかにしました
児童・生徒と教員の全員に、顔の前面を覆うシールドを着用させる方針を明らかにした。授業を全面再開する15日からの運用を目指す
「子どもは向き合っておしゃべりしてはいけないと言っても、してしまうこともあるだろう。通常授業になれば距離が近づくこともあり、フェースシールドの活用で感染を防止したい」
松井市長の言葉です。
■先に進む前に「フェイスシールド」とは?
フェイスシールドは頭部に付けるだけで顔全体を覆う事が可能、サリバガードはゴム紐を耳に掛け、顎で固定する事でしっかりと顔にフィットする構造
医療用途における「フェイスシールド」とは、血液や他の感染性の液体から医療従事者を保護するために使用される様々な装置の
飲食業や接客業でも仕事中でも全く邪魔になることなく、作業に集中できるのが最大の強みとなる。更にフェイスシールドはマスクやメガネの上からも着用可能となっており、更に飛沫防止を向上
■このフェイスシールド、果たして学校に必要なのか?
感染対策の最前線にいる医療者たちからは、「過剰だ」などと批判の声も相次いでいる
埼玉県立小児医療センター救急診療科長の植田育也さんは、「これは過剰だと思います。かえってこどもたちに要らぬ負担を強いることになると思います」とツイートした後、こう見解を述べた
医療者からは「過剰」との声も。学校でのフェイスシールド、あなたは必要だと思いますか?
■ネットもざわついている
うちの高校、フェイスシールド導入するって言ってるんだけど、まじですか??笑笑
これする学校他にあるんかな pic.twitter.com/2HQ5MgB9av