■コロナ予防として用いられている消毒用アルコール
消毒用アルコール(しょうどくようアルコール、alcohol for disinfection)とは、医療分野で消毒に用いられる製剤のアルコール外用薬で、一般用医薬品の区分では、第3類医薬品
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によって供給が不足している手指除菌用アルコール
新型コロナウイルスの感染拡大により、除菌・消毒用のアルコール液剤(ジェル状の商品含む)の需要が増えており、ドラッグストア等の店頭では品薄となっている
■この消毒用アルコールに注意喚起!夏の車内に注意
ウイルス対策で消毒用アルコール(エタノール)を持ち歩く人も少なくないと思いますが、車内に置いたままにしておくと、思わぬ事態になるおそれがある
消毒用のアルコールは揮発性なので、密閉容器だと破裂するし、可燃性である
消毒用アルコールについて、東京消防庁は、火災への注意を呼びかけています
■火災の危険性が高まるという
アルコール消毒液…破裂、最悪車両火災につながります 特に今年はアルコール消毒液に注意が必要かもしれません
アルコールの濃度が60%以上の製品は「消防法上の危険物」に該当し、蒸発しやすくて蒸気が引火事故を起こす危険が大きい
消毒用アルコールは、燃えていても明るいところだと炎が見えにくく、気がつかないうちに火災の原因になる恐れがある
■タバコなどを吸う人は注意が必要だ
高い濃度の消毒用アルコールを温度の高い場所に放置しておくと、可燃性の蒸気が発生
消毒用アルコールを放置しておくと、車に乗り込んだ時、うっかりライターに火をつけたら、アルコールに引火するおそれが
ポンプ式のアルコール消毒器の近くでタバコを吸おうとして手に火が燃え移ってしまう映像が、東京消防庁の啓蒙動画ページで公開されています
■知らない人が多いようなので注意が必要だ
これは、気を付けよう❗️
放置はダメ! 車内に消毒用アルコール | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2020…
■その他、消毒用アルコールの注意事項
消毒用アルコールは火気により引火しやすく、また、発生する蒸気は可燃性で空気より重く低所に滞留しやすい
みだりに可燃性蒸気を発生させないため、密閉した室内で多量の消毒用アルコールの噴霧は避ける
消毒用アルコールの容器を設置・保管する場所は、直射日光が当たる場所や高温となる場所を避ける