■パラサイトに次ぐ話題作!世界が注目する韓国映画『はちどり』がついに日本でも公開
新型コロナウイルス感染拡大防止のため公開されていた韓国映画『はちどり』が、6月20日についに公開された。
韓国では昨年公開されると単館公開規模ながら公開1か⽉で観客動員数12万⼈超、最終的に15万に迫る異例の⼤ヒットを記録。
韓国を代表する映画雑誌の19年公開の韓国映画ベスト10では、アカデミー賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』に次いでインディーズ映画ながら第2位を獲得している。
■90年代の韓国を舞台にした38歳女性監督の自伝的作品
日本ではまだ無名のキム・ボラ監督が少女時代の体験をベースに描いた初の長編映画作品。
空前の経済成長を迎えた90年代の韓国。男性が優位な社会で鬱屈した思いを抱える14歳の少女が、ある女性と出会って成長していく姿を描いている。
現在38歳のキム・ボラ監督はこの作品のシナリオだけで4年かけ、30代の多くの時間をこの作品に捧げて完成させた。
■50以上の賞を受賞!世界で大絶賛されていた
2018年、釜山国際映画祭でのワールドプレミア上映され、ベルリン国際映画祭ジェネレーション14plus部門をはじめ国内外の映画祭で50を超える賞を受賞。
韓国で最も権威のある青龍賞では、本年度アカデミー賞を席巻した『パラサイト 半地下の家族』を抑え、最優秀脚本賞を受賞した。
■日本でもすでに高評価!今年NO.1だという人も続出
今年のベスト1映画は間違いなくこれ。
予告編を観てから行くか、観ずに行くか。とにかく観に行くべし。
世界各国で50冠以上!韓国映画『はちどり』予告編 youtu.be/ebYuonH42bA @YouTubeより
『はちどり』を観た人のほぼ全員が「今年のベスト」と云い切っているの凄い。大阪は来月から。これは観に行かないと後悔するやつかなー。 pic.twitter.com/H7OE0EtcK9
今、日本で公開されてる韓国映画の「はちどり」は"あなたに出会えて、本当に良かった"って気持ちにさせてくれる最高の映画。 pic.twitter.com/fiVsxnSWju
■しかし、コロナの影響でソーシャルディスタンスで席が埋められず観れない人も多いジレンマ
映画館は今、営業は再開できたものの新型コロナウイルス対策のために劇場はまだ席を埋めて座ることができない。
東京のミニシアターでは、『はちどり』が公開されると50%の⼊場制限ながらも2日間で全10回の座席がすぐに満席に。
SNSで絶賛の声が続出し口コミが広がるも、満席状態が続き、観たいのに観れていない人も相次いでいる。
韓国映画『はちどり』を今度こそみようと思ったら満席でチケット取れず、『ランボー ラストブラッド』に流れる。これでいいのだろうか? いいのだろうな、スターロンやりすぎだが。『はちどり』への道は遠し。
はちどりの評判が良いので観たいけどユーロスペースはほぼソーシャルディスタンス満席なんだよな。観たい行きたいと言ってる内に終わっちゃうパターンだなこれ…