こんな時代があったとは…”残酷な歴史”を描いたマンガ 6選


この記事は私がまとめました

読んだ作品から紹介しています。

▼『イノサン』坂本眞一

18世紀、「自由と平等」を望み、現代社会の出発点となったフランス革命。 その闇に生きたもう一人の主人公シャルル-アンリ・サンソン。彼は、パリで死刑執行人を務めるサンソン家四代目の当主。 その過酷な運命に気高く立ち向かった“純真”を描く

すご〜く惹かれる「イノサン」残酷で哀しい。それを引き立たせる美しい絵。 pic.twitter.com/5wIlXHC2mp

借りた漫画がすっごく良かったから、自分でも買う!#イノサン #坂本眞一
中世ヨーロッパの処刑人サンソンの話なんだけど、絵も綺麗でしっかり描写されてて残酷なんだけど美しい…
※グロいの駄目な人はやめた方がいいよ pic.twitter.com/tN8255emvY

『イノサン』話は面白いし、マリーはめちゃくちゃカッコよくて残酷で美しいし、何だろうこの言い表せない読んだ後の満足感と高揚感は

▼『ダンス・マカブル ~西洋暗黒小史~』大西巷一

「魔女裁判」や「異端審問」など宗教家たちのエゴから生まれたものなど、多岐にわたるそれらの拷問具や処刑法が使用された様々なエピソードをオムニバスで綴る暗黒絵巻――。

今読んでるダンス・マカブルって短編集、歴史漫画かつ処刑、拷問が中心だからそりゃもう登場人物がバタバタ死ぬんですが、ド好みの女の子が魔女裁判に遭って今相当ダメージ受けてる pic.twitter.com/fBMmJPy5ll

『ダンスマカブル』(西洋拷問史マンガ)ヒイイイイ痛い痛いいたいいたいっっイイコワイコワイって叫んだ、心の中で。デモヨンジャウヨ…絶対かけられたくない拷問器具はあれ…巨大な座薬型の体内で割れるやつ…名前忘れたけど鉄の処女がぬるく感じるレベルで怖ヒイイイイ

大西巷一「ダンス・マカブル」は、中世ヨーロッパで行われていた残酷な拷問と処刑の話の数々を集めた漫画。ジャンヌ・ダルク、異端審問、エルジェーベト、魔女狩り、ジル・ド・レほか、よくもこんなに残酷になれるよ!読後は精神的にグッタリきますぜ pic.twitter.com/hJgJuSfW7V

▼『乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ』大西巷一

1420年、ボヘミア王国。戦争により家族を虐殺された12歳の少女シャールカは、フス派義勇軍の英雄ヤン・ジシュカに導かれ、仲間たちと共に反カトリックの戦いに身を投じていく。

昼間の話ですが…乙女戦争、読了しました
日本人には馴染みの薄いフス戦争を題材にした作品ですが、作者の構成力や画力が高いため最後まで飽きる事無く一気に読めましたね

歴史物好きなら読んで間違いのない作品だと思います

…それなりにエグい描写もあるので、女性の方にはお勧めしづらいですが pic.twitter.com/pEVFn0NkZ6

赤い瞳のヴィクトルカ、読了。
乙女戦争の前日譚として完璧な作品だ。

相変わらずリアルな中世物語の本作では、非力な美少女が騎士を相手に無双したりしない。
しかし少しの奇跡が全てを失った美少女を次代への軌跡を紡ぐヒロインへと変える。

これは悲劇とカタルシスの両立した名作だ。

#乙女戦争 pic.twitter.com/qu1tOx2Bjc

乙女戦争は日本人には馴染みがない15世紀に欧州で起きたフス戦争を描いた珍しい作品でもあるし、戦禍の残酷さに宗教対立に騎士が農民に倒されるパラダイムシフトなどしっかり描いた傑作だ。

▼『第3のギデオン』乃木坂太郎

舞台はフランス革命前夜。三部会の議員となり、貧困にあえぐ国を合法的に救いたい平民のギデオン。目的のためなら残酷でも最短の道を進もうとする、貴族のジョルジュ。

国を変えたい二人の男が、共にその足を踏み出した。正義と悪と愛と憎悪の共同作業がむかうのは、血の地獄か、理想の未来か。

ギデオン・エーメ(第3のギデオン)
フランス革命の漫画なのだ。ギデオンは第三身分(平民)として、政治に参加し、荒波にもまれるのだ。誰もが極端な道に進もうとする中で、彼は理性を保ってもがき続けるのだ。くそ雑魚なところがむしろ魅力なのだ。 pic.twitter.com/a58qCIsOz0

フランス革命の漫画は
第三のギデオンが面白いぞ
マリーアントワネットを最期まで可愛らしいヒロインとして描き切ったことと
革命を起こそうとしてる勢力のテロリストっぷりの描写が
とてもじゃないが市民が正義に立ち上がったなんて旧来のイメージとかけ離れてて面白い

▼『狼の口 ヴォルフスムント』久慈光久