2018年に『みなさんのおかげでした』が終了。現在のレギュラー番組は『石橋、薪を焚べる』（フジ系）のみ。

テレビの画面ではめっきり見る機会が減ったとんねるずの石橋貴明が、YouTubeで盛り返している。

とんねるずの石橋貴明が6月19日にYouTube『貴ちゃんねるず』を始動。

瞬く間に登録者数が増加していき、約1か月後の7月26日には100万人を突破することとなった。

石橋の動画の人気の理由のひとつは、他のお笑い芸人が人気YouTuberに迎合して、本来の面白さをなかなか発揮できていない中、地上波テレビ番組の作りをYouTubeに持ち込んだことだろう。

ディレクターは「とんねるずのみなさんのおかげでした」でおなじみのマッコイ斉藤氏。

そのため、動画の中で強く感じるのは、マッコイ氏の「ネットの中でも『みなさんのおかげでした』をつくりたい」というこだわりである。

テレビと同じことをしてもYouTubeでは成功しないと言われている。しかし、昭和から平成中期にかけての攻めたバラエティーのスタイルが、いまのYouTubeに通ずる部分も多い。

石橋が新型コロナウイルスで疲弊している飲食店に出向き、料理や従業員などを鑑みて、4段階評価をするという企画である。

第1弾では、マッコイ斉藤氏の友人がオーナーを務めているという、恵比寿にある「二代目恵比寿ビヤホール」を訪れた。

「唐揚げ」が名物で以前は大繁盛店だったが、現在は新型コロナウイルスの影響で売り上げが激減しているという。

「石橋がポン酢が苦手といったのに『揚げナスのゆずポン酢』を出す」「国産枝豆を頼んだが、オーナー店長が産地を把握していない、しかも茹ですぎてグダグダ」「ポテサラがイモ潰しすぎでごく普通」など散々。

7月23日、石橋貴明のYouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』に、元プロ野球選手の清原和博が出演し、投稿から1日で200万再生を超える大反響となった。

覚醒剤取締法違反による執行猶予期間が満了となり現在の心境を語っているほか、『とんねるずのみなさんのおかげでした』名物の“男気ジャンケン”も久々に披露。

清原も清原で2人との再会がうれしいのか、砕けた調子で「プロ野球で稼いだお金全部なくなりました（笑）」と打ち明けていた。