いったいなぜ…?このところ「大麻の検挙数」が急増している件


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PINKMOMOさん

■衝撃を受けた伊勢谷友介の逮捕

内偵の結果、一人暮らしのマンションから出た廃棄物などから大麻の痕跡が複数回検出されたため、強制捜査に踏み切った」(捜査関係者)

実力派俳優として数々の作品に出演する傍ら、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいた伊勢谷容疑者の“薬物逮捕”に、驚きの声が

■日本全体で大麻による検挙数が増加している

全国の警察が今年上半期(1~6月)に検挙するなどした薬物や外国人犯罪のまとめを発表した。大麻の検挙人数は2261人で、年間での検挙が4321人で過去最多だった昨年同期(2078人)を上回った

航空機を利用した覚せい剤の携帯密輸は53件減の20件。新型コロナウイルスの感染拡大による入国制限などで訪日外国人が大幅に減ったことが影響したとみられる

警察庁によると、大麻事件の摘発件数は6年連続増加で19年は4321人。初めて4000人を越えた。6年前の1761人に比べ、実に2.5倍近く増えている

■6年連続で増加している

大麻事犯の検挙人員は、平成22年から25年にかけて減少したが、26年に増加に転じ、29年中は3,008人と、警察庁が保有する昭和33年以降の統計で最多となった

覚せい剤の検挙人数は、2000年代以降、大きく減少している。いっぽう、大麻の検挙人数は、2013年から徐々に増加している。未成年者などの若年者の間で、大麻の使用が増加傾向にある

■近年は「液状大麻やMDMA」の密輸や栽培が増加

全国の税関が、不正薬物の密輸事件で押収した液状に加工された大麻や合成麻薬のMDMAは、ことし6月までの半年間だけで、去年1年間の押収量を上回りました

財務省は「これらの薬物は、薬物乱用の入り口として気軽に使ってしまう人がおり、国内でまん延するおそれがある」として、水際での取締りを強化することにしています

大規模な大麻の栽培拠点が摘発された。県警は浜松市の山中で大麻草、約60本を営利目的で栽培していたとして男2人を逮捕した

■若者の間で急速に広まっている

年代別でみると、人口10万人当たりで30代以上が昨年同期より減少したのに対し、20代以下で増加した

大麻取締法違反での検挙数がここ数年右肩上がりで急増していますが、このうち半分ほどが10代、20代の若者

大麻使用のきっかけは「誘われて」「興味本位で」。インターネットなどでは「大麻は他の薬物より安全、害がない」、「大麻は依存にならない、いつでもやめられる」、「海外では大麻が合法化されているから安全」という情報も

■興味本位で初めてとんでもない方向に…

初めて大麻を使用した経緯を「誘われて」と回答したのは、20歳未満では86.1%、20歳代では77.9%。初めて使用した年齢が若いほど、誘われて使用する比率が高い

実際は、脳などの中枢神経に作用して依存状態となったり、精神疾患や呼吸疾患などにつながるリスクもある

世界保健機関(WHO)は大麻を精神毒性、依存症がある有害なものとして評価しており、国際条約上も大麻はヘロインと同様の最も厳しい規制がかけられています