コロナ禍で自殺者急増…竹内結子の訃報でウェルテル効果を心配する声


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wappameshiさん

女優の竹内結子さんが逝去

27日未明、自宅でぐったりしているのを家族が見つけ、119番。搬送先の病院で死亡が確認された。

遺書はなかったとみられ、現場状況から警視庁は事件性はなく、自殺とみている。

竹内さんの自殺の動機が分からない…

所属事務所は「あまりに突然の出来事で所属タレント、社員は驚きと悲しみで呆然としております」と悲痛のコメントを発表した。

竹内さんは去年、同じ事務所の俳優と結婚し、ことし子どもを出産したばかりでした。

最近の芸能界では自殺報道が多い

7月から3人の俳優が連続して自殺している。

人気俳優の三浦春馬さんが7月18日、東京都港区内の自宅マンションで首を吊って亡くなっているのを発見された。自殺とみられる。

この日午前6時半頃、新宿区の自宅マンションで首をつった状態で亡くなっているところを実兄が発見した。

芦名さんの遺書は見つかっていない。

俳優の藤木孝さんが東京都内で亡くなっているのが見つかりました。80歳でした。関係者によりますと自殺とみられています。

藤木さんは9月20日に逝去。

「役者として続けていく自信がない」と書かれた遺書があったと報じられており、自殺とみられる。

実はコロナ禍で自殺者数が増えている

8月に自殺者が急増している。

芸能界に限らず、自殺者数は増加傾向にあるとされ、加藤勝信厚労相(当時)は会見で「7月以降、自殺増加の兆しがある」と説明。

8月、全国で自殺した人は合わせて1849人で、去年の同じ時期より240人以上増えたことが分かりました。

今年の自殺者の推移を見ると、前年同月比は1月の横ばい以降、2~6月は大幅に減っていた。ところが、7月に前年同月比2人増と横ばいになり、8月に大幅増となった。

今回のコロナ禍では、経済的な苦境に加え、学校閉鎖による孤立感や、医療や介護などに従事する人々の心身の疲弊も深刻だ。人々の苦悩の形はより多様になっている。

悲しいニュースが飛び込んできた。
この7〜8月の統計で、昨年比4割の女性の自殺が増加している。
コロナ禍のストレスなのか理由は判明していないが大変問題視していた矢先、、、。 https://t.co/RxPcOY410g

自殺報道で自殺が増える現象をウェルテル効果という

ウェルテル効果とは、マスメディアの自殺報道に影響されて自殺が増える事象を指し、これを実証した社会学者のディヴィッド・フィリップスにより命名された。

名称は、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」に登場する主人公に由来する。

『若きウェルテルの悩み』は、1774年に刊行されたゲーテによる書簡体小説。青年ウェルテルが婚約者のいる女性シャルロッテに恋をし、叶わぬ思いに絶望して自殺するまでを描いている。

『若きウェルテルの悩み』は発刊後、ヨーロッパ中でベストセラーとなり、ウェルテルをマネて、自殺者が急増するという社会現象を巻き起こした。