「ジョンに捧げます」にファン涙…ポール・マッカートニーの来日ツアーが凄い!


○ポール・マッカートニーの来日ツアーがスタート

英シンガー・ソングライターのポール・マッカートニーさん(74)が25日、東京都千代田区の日本武道館で公演を開き、約1万人のファンから大歓声を浴びた。

元ザ・ビートルズのポール・マッカートニー(74)が25日、東京・日本武道館で2年ぶりとなるジャパンツアーの初日を迎えた。

ポール・マッカートニーの来日ツアーが4月25日東京・日本武道館よりスタートした。

○2015年以来2年ぶりの来日

伝説の地・武道館でのライブは、1966年のビートルズ初来日公演、2015年の単独公演に続き、2年ぶり3回目。

開演予定時刻から34分遅れた午後7時4分、ポールの姿に1万1000人が大歓声と拍手で迎えた。

○日本語であいさつし、代表曲を次々に披露

ポール・マッカートニーさん、2年ぶりの日本公演 「頑張ります!」と日本語であいさつ 70歳と思えぬ歌声 sankei.com/entertainments… #ポール・マッカートニー #マッカートニー pic.twitter.com/M6N5Hlhbrp

熱気が充満する中、ポールは「コンバンハ、ニッポン。コンバンハ、トウキョウ。コンバンハ、ブドウカン」と日本語であいさつした。

公演は「ア・ハード・デイズ・ナイト」で幕を開け、「ジェット」など代表曲を次々に披露。

○エネルギッシュなステージでファンを魅了

2時間で全31曲を水も飲まずに熱演し、74歳とは思えないエネルギッシュなステージでファンを魅了した。

ビートルズ、ウイングス、ソロの楽曲を、ベース、エレキギター、アコースティックギター、ピアノ、キーボードと演奏楽器を次々に変えて披露した。

特別な舞台でビートルズ時代の名曲を日本初披露したポールは「最高の時間だったよ。ブドーカン!」と歓喜した。

○ジョン・レノンに捧げた曲を歌ってファンの涙を誘った

日本人風の発音で「ザ・ビートルズ」と言うのがお気に入りのようで、何度か「ザ・ビートルズ」と繰り返すと、1962年に本国イギリスで発表した1stシングル「Love Me Do」を演奏。

さらに「ジョンニササゲマス」と言って、51年前ともに武道館のステージに立ったジョン・レノンに捧げた曲「Here Today」を歌ってファンの涙を誘った。

「Here Today」を続けて披露すると大喝采を浴び、コンサートのハイライトのひとつとなった。

ジョンが亡くなった後にポールが作ってジョンに捧げた曲。『ヒア・トゥデイ』泣けます。

サービス精神も旺盛で、日本語を話してファンを喜ばせるポール。ビートルズとしてコンサートをした武道館に戻ってこれて嬉しいと言って、ビートルズとして最初にレコーディングした曲や、ジョンに捧げる歌も披露。ステージでは火柱も上がったり、見ごたえ満載だった、ホントに

○ラストはビートルズのアルバムメドレーで歌って締めくくった