歌手、ドラマー、女優、モデルなどマルチな活動を展開するシシド・カフカ

米ニューヨークのハイラインホテルで行われたファッションショーに出演し“世界デビュー”を果たした

ＡＤＥＡＭのモデルとして、「ゴシック＆ロリータ」をテーマにした新作に身を包み、ランウエーをさっそうと歩いた

歩いた後、壇上でドラムを演奏。ファッションショーとドラム演奏という異色の組み合わせで約２００人の観客を沸かせた

「自分のドラム演奏でモデルさんが歩くというのが夢としてあり、今回ニューヨーク・コレクションという場所でかなえられたことがとてもうれしい。今度はニューヨークで自分のライブをやりたい」

彼女の真骨頂であるドラムヴォーカルを軸としたミュージシャンイメージの定着を狙い、“ドS”なシシド・カフカをテーマに新録した楽曲を収録した企画ミニアルバム?!

「タチアガレ」のミュージックビデオは都内某倉庫で撮影され、妖しげな男が楽曲を歌唱しながらひたすら踊り狂うという内容。冴えない若者を鼓舞するというテーマをもった本楽曲に、妖しげな男の存在が妙にマッチ

「普段Sに見られることがすごい多いんですが、そのイメージをあえてアルバムコンセプトにもってきた」と語る。歌詞の書き方、ミュージックビデオにも新しい試みを行なっているので、また新しいシシド・カフカが見られるとのことだ

黒い髪と真っ赤な口紅の超ドＳ刑事で、取調室に入ってくるなり、先に事情聴取している後輩男性刑事をいすごとバコーンと蹴り倒して交替。後輩刑事が床で一回転するド迫力

増子刑事役のシシド・カフカさんは、非常に稀有な才能の持ち主だなと。彼女は普段、ドラムを叩きながら歌を歌っているわけですが、それは常軌を逸したリズム感がないとできないこと

超S刑事の役がハマりすぎていて、第二の菜々緒や高橋メアリージュンになりそうな予感……。赤リップとパッツン前髪が日本で一番似合うと思う

「経験したこと全部を音楽に返してやろう」という気持ちになったんです。そういう思いで今、いろいろなことを吸収させてもらっています