問題山積。大統領選挙で韓国が「変わらなくてはならない」こと


■本日、韓国では「大統領選挙」が行われている

韓国の大統領選挙は、9日午前6時から投票が始まりました。

選挙があるのは、朴槿恵・前大統領が韓国の1987年の民主化以降初めて、弾劾訴追、罷免されたからだ。

■注目の候補は「3候補」に絞られた

革新系の最大政党「共に民主党」のムン・ジェイン氏は64歳。韓国南部コジェ(巨済)島の貧しい家庭の出身で、学生時代は民主化運動に深く関わりました

文在寅(ムン・ジェイン)氏がほぼ確実に当選するだろう。世論調査では、文在寅氏が2位に大きな差をあけている

頑迷な「反日」主義者として知られる。「従北」「反米」的な考えを持ち、朝鮮半島の「赤化統一」の危機すらささやかれる

中道系の政党「国民の党」のアン・チョルス候補は、南部プサン(釜山)生まれの55歳。

安哲秀(アン・チョルス)国民の党候補の選挙終盤の核心戦略は「文在寅(ムン・ジェイン)恐怖症」と「洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補に投票すれば文在寅候補が当選する」という点を浮き彫りにすること

成功した起業家で学者、エリートのイメージが強い。保守派の「『正しい政党』とも手をつないで協治する」と発言したことから保守支持層にとって受け入れやすい人物

保守系の旧与党「自由韓国党」のホン・ジュンピョ候補は南東部キョンサン(慶尚)南道チャンニョン(昌寧)生まれの62歳

洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補(62)が、逆転勝利する可能性が出てきた

洪準杓(ホン・ジュンピョ)自由韓国党候補が保守対決で勝負に出た。候補の職権で親朴(朴槿恵)派議員の懲戒の解除と正しい政党離党議員の全員復党を決めた

■今のところムン・ジェイン氏の優勢が伝えられている

文在寅(ムン・ジェイン)候補が優位を保ち、中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)、保守系旧与党「自由韓国党」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)両候補らが追う展開

ムン・ジェイン(文在寅)候補が、2位との差を18ポイントに広げました。2位のアン・チョルス(安哲秀)候補は3週連続で支持率を落とす一方、北朝鮮に厳しい姿勢を示す3位の旧与党の候補が、ここへ来て支持を伸ばしています

この選挙によって変わらなければならない韓国

■まずは「汚職問題」

ソウル(CNN) 韓国で9日に予定される大統領選の争点として、有権者の多くは汚職の撲滅や経済政策を挙げている。

朴槿恵(パク・クネ)前大統領がスキャンダルで罷免された反省から、「汚職との決別」や「国民との対話」にどのように向き合うかも注目されています

大統領自身だけでなく親族や側近にまで金銭スキャンダルが多く、さらに階級間格差が大きい韓国で市民からの反感を買いやすい温床

■次に「格差問題」