降水量も多い…今年の夏は「スーパー猛暑」がやってくる


■何だか今年は暑い日が続いています

気温が30度以上の真夏日の地点は、19日(金)は26地点、20日(土)165地点、21日(日)187地点、22日(月)128地点、23日(火)29地点

■どうやら今年の夏は「猛暑」になるみたいです

この夏は、太平洋西部の海水温が非常に高くなる影響で、太平洋高気圧の勢力を強めると予想されている

■梅雨時期は降水量も多く蒸し暑く…

前線の活動が活発になり、激しい雨の頻度が増すかもしれません

■梅雨明けには一気に気温も上がりそうです

太平洋高気圧が本州付近に強く張り出し、厳しい暑さが続く可能性がある

全国的に例年の夏より厳しい暑さが長く続いたり、真夏にしても極端に暑いような日が出てくる恐れがあります

■そこで気をつけたいのが「熱中症対策」です

夏を迎えるにあたり熱中症による症状で救急搬送される方が増え、5月~9月頃を中心に毎年4万人を超えています

熱中症による死傷者数は、猛暑だった平成22年に過去最多の656人となった後も、毎年400~500人台と高い水準で推移しています

近年、地球温暖化に都市部でのヒートアイランド現象(都市部の気温が周辺部よりも高くなる現象)が加わって、その発生の増加が社会的注目を集めています

■そもそも熱中症ってどういう状態?

高温環境下や多湿環境下で,体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり,体内の調整機能が破綻するなどして,発症する障害の総称

表面的な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)など

症状が重くなると、意識障害やけいれんを起こしたり、生命への危険が及ぶことがあります