女性にとって定期的にやって来る"あの日"は辛い
女性にとって、月に1度の生理については語り尽くせないほど、様々な思い出があるのではないでしょうか
生理が始まった日の朝、憂鬱な気持ちで目覚める。おなかが痛い、気持ち悪い、めまいがする…
感情が先に動いてしまい自分でもわけのわからない行動をし、止めようとしてもブレーキが効かないということは大半の女性が理解していると思います
労働基準法で「生理休暇」の項目が定められている
労働基準法第68条により、「使用者は、生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したときは、その者を生理日に就業させてはならない」と定められています
「生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求したとき」という条件を満たしている場合は、会社は生理休暇を与えないといけません
それにも関わらず取得率が1%以下になったことが調査で明らかになった
985年には9.2%、2004年に1.6%となり、最新の調査ではついに1%割れ。生理休暇を請求する人が激減していることがわかる
やっぱり「取得しづらい」という声も多いみたい
英ガーディアン紙も示唆しているように、生理休暇を取得することによって同僚に迷惑をかける、あるいは不真面目という印象を与えるといった不安がある
女性の上司や女性だけの職場であれば話しやすいですが、申請しやすいとは限りません
「毎月とると目立つから、まあ一月おきとかね。」え?って思ってしまいました。毎月あるものだし、つらいのは仕方ないと思うのです。ずる休みをしているわけではないのだし。でも、こういう言い方をされると、とりにくいなあ、と思うのです。
恥ずかしいものとして見られることが多いのも事実
世界の約半分の人が経験しているにも関わらず、生理は未だに「恥ずかしいもの」「嫌なもの」と見られている
やはり「恥ずかしくて言えない」「取得しづらい」というのが、大きな理由となっている様子
生理休暇が有給か無給かは企業にゆだねられている
生理休暇中の給料を有給とするか無給とするかは、法律に特段の定めはないため企業に委ねられています
私の友人は、生理休暇をとっても有給と同じ扱いのようなものだから毎月とっているとのこと。私の場合はというと無給ですので、給与から欠勤分引かれます
無給の場合であっても欠勤扱いとせず、賞与額の査定には影響しない企業もあります