○コンビニ大手のセブン-イレブンが沖縄県に進出すると表明
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セブンイレブン = A woman walks behind the logo of Seven & I Holdings Co. at a 7-Eleven convenience store in Tokyo January 14, 2009. REUTERS/Stringer (JAPAN BUSINESS) [2100] by 写真:ロイター/アフロ
コンビニ大手のセブン-イレブン・ジャパンの古屋一樹社長は9日、那覇市で翁長雄志沖縄県知事と会い、2019年度をめどに同県に進出すると表明した。
セブン-イレブンジャパンは9日、那覇市で会見し2020年2月期に沖縄県へ初進出すると発表した。
将来的には、沖縄に整備した物流拠点などを生かしてアジアへの出店も検討することになりました。
○那覇市を中心に初年度50店をオープン
出店から5年で250店舗に広げる。まずは最大の商圏である那覇市を中心に初年度50店をオープンする。
全国47の都道府県で唯一、進出していない沖縄県に、2年後をめどに1号店をオープンし、その後の5年間でおよそ250店舗を出店するということです。
○翁長知事も歓迎の意向を示した
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Govoner of Okinawa, Takeshi Onaga attends a press conference at the Foreign correspondents’ club of Japan Tokyo Japan on 24 Sep 2015. by 写真:Motoo Naka/アフロ
古屋社長は翁長知事に「やっと沖縄に出店する環境が整った。良い店をつくり沖縄経済の一助になれば」と報告。
沖縄ではファミリーマートとローソンが出店競争を繰り広げており、セブンの進出で競争に拍車がかかりそうだ。
知事も「心からうれしく思う」と歓迎の意向を示した。
○現地に子会社も設立するという
古屋社長はその後の記者会見で「沖縄の人の生活が豊かで便利になる店をつくりたい」と抱負を述べた。
セブンイレブンは、5月末現在、国内で1万9579店舗を展開している。
人口が集中する那覇市を中心に店舗展開する。円滑な運営につなげるため、現地に子会社も設立するという。
○店舗網を拡大していくかが注目
March 4, 2008 – News :
Press preview of akasaka Sacas at Tokyo Japan. New complex akasaka Sacas will be opening March 20. (Photo by Yusuke Nakanishi/AFLO) [1090] by 写真:中西祐介/アフロ
沖縄県内では、すでに地元企業と提携してファミリーマートが319店舗、ローソンが212店舗を展開しています。
また地理的優位性と経済特区を生かし、プライベートブランド(PB)「セブンプレミアム」のアジア各国での展開に向けたハブ(輸送拠点)として活用していく考えだ。
“後発組”となったセブンーイレブンが独特の気候と食文化を持つ沖縄県でどのような商品展開を進め、店舗網を拡大していくかが注目されます。
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