1部に個人昇格?スペインで”柴崎争奪戦”が始まるかも


■世界最高峰のスペインリーグ

■24日、念願の1部昇格を懸けたプレーオフ決勝が行われた

スペイン2部の昇格プレーオフ決勝セカンドレグが24日に行われ、ヘタフェとMF柴崎岳の所属するテネリフェが対戦。

柴崎は11試合連続の先発出場

1-0で先勝したホームでの第1戦とは対照的に、この日のテネリフェは前半9分、12分と立てて続けに失点。

それでも17分、左サイドでパスを受けた柴崎が絶妙なグラウンダーのクロスを供給し、2戦合計を2-2に戻すゴールを演出する。

リーガ昇格プレーオフ、試合終了。ヘタフェが制してサポ乱入。
テネリフェ柴崎選手、残念・・・。 pic.twitter.com/FhUNVnEasf

柴崎岳が0-2から追撃弾をアシスト

ヘタフェ2-1テネリフェ

ボールを受け直す動きから
ダイレクトで蹴る判断まで
パーフェクト。

#CDTenerife pic.twitter.com/3cfYHDCg9p

■スペイン1年目のシーズンが終わった

今年2月にテネリフェに加入した柴崎

加入直後に胃腸炎や不安障害を患い、新しい環境への適応に苦しんだものの、時間の経過とともに順応しチームの中心に。

昇格プレーオフでは、準決勝セカンドレグのカディス戦でゴールを決めるなど、4試合で1ゴール2アシストを記録した。

この半年間で評価は急上昇

地元メディアが「リーガ2部レベルの選手ではない」と言及するように、柴崎の評価は急上昇中。

最新の推定市場価格は200万ユーロ(約2億4000万円)で、今回の昇格プレーオフを経てさらに上がるとみられている。

■いま、”柴崎争奪戦”が始まろうとしている

柴崎とテネリフェに結ばれている契約は6月30日まで

6月上旬、1部昇格を条件として契約延長に基本合意していたものの、昇格を逃したことで退団が濃厚。

移籍金が必要ないフリートランスファーで獲得可能となる柴崎には、複数のクラブが関心を寄せている。

最も強い関心を示しているのが、リーガ1部のレアル・ベティス

ベティスを率いているのは、柴崎獲得の噂があったラス・パルマスを昨季まで指揮していたキケ・セティエン監督。

柴崎自身も1部でのプレーを強く望んでいるだけに、“個人昇格”を勝ち取る可能性は十分にある。

■皆さんの反応

柴崎もしかしたらベティス行けるかもなのか、、
これもし本当なら行くべきだわ。あのめちゃくちゃ熱いセビージャダービーを体験できるようになるんなら絶対良い経験になる。