節電しつつ快適に!「エアコン」を上手に使うテクニック


■暑い!!

1日(土)、梅雨前線が関東北部から北陸に停滞したため、前線の南側に入り、日中に雨がやんだ近畿~九州を中心に気温が上昇。

午前中から30℃を超える地点が続出し、宮崎の最高気温は35.5℃と、九州では今年初めて猛暑日を観測。

湿度も高く、ジメジメとした暑さ

北海道でも真夏日の所があるなど、全国で30℃を超えたアメダスの観測点は200を上回った。

部屋がサウナと化しとる……

朝起きて窓開けて網戸にしても涼しくない風こないもう夏だ

本当に梅雨なの?ってくらい
晴れてるし暑いし
夜中暑くて起きて寝れないし
もう夏乗り越えられるか不安

夜間の気温も25℃を超える「熱帯夜」となった地域も多く、これまでより暑さが一段階レベルアップした。

■この暑さは来週半ばまで続く模様

2日(日)も、東北から九州の広い範囲で30度を超える厳しい暑さに。

週後半には全国的に梅雨空が戻る予想だが、3日(月)をピークに厳しい暑さに見舞われ、内陸中心に猛暑となる恐れもあるという。

■猛暑予想となっている今年の夏

気象庁が発表した7~9月の3カ月予報によると、8、9月の気温は全国的に高くなる可能性が高いとのこと。

今年は太平洋高気圧に加え、チベット高気圧の張り出しも平年より強くなる予想で、真夏の暑さ、残暑とも厳しくなる見通し。

■そんな猛暑を乗り切るために欠かせない物といえばエアコン

夏に電気代を跳ね上げる最大の原因はエアコンで、夏の冷房代は電気代の約6割を占めることも。

さらに、大手電力会社10社のうち半数の5社が、電力の需要が高まる8月の電気料金を、8円~29円値上げすると発表している。

最近のエアコンは省エネ性能が優れているが、稼働時間が長くなれば電気代はどうしてもかさむ

■でもこれで大丈夫!節電しつつ快適な環境にする方法がある

すぐにエアコンを入れるのではなく、まずは窓を開けて部屋の換気を行い、熱気を部屋の外に逃がしてからエアコンを入れる。

こうすることで、部屋を冷やすための無駄な電力を使わず、すばやく効率的に部屋を冷やすことができる。

梅雨などの"湿度が高くて不快な日”は除湿運転、”30度以上になる真夏日”は冷房運転にするのが、効率的な運用方法。

同じ温度でも、湿度によって暑さの感じ方は変わるもの

冷房の設定温度は27〜28℃が理想とされ、設定温度を1~2℃高くするだけで電気代を約10%も節約できる。

風量や風向きの設定は「自動」がオススメ。一番効率よい運転で室温を調整できる