公益社団法人ACジャパン
公益社団法人ACジャパン(エーシージャパン、ADVERTISING COUNCIL JAPAN)は、様々なメディアを通した公共広告により啓発活動を行っている公益社団法人
児童福祉,老人福祉,社会福祉,障害者福祉,献血,自殺防止,省資源,エイズ,公共マナーなどの諸問題を取り上げ,意見広告の一種といえるキャンペーンを行なっている
広告を営利目的でなく、住みよい社会作りに貢献することを目的として全国の企業が集まった団体
ネットモラルの向上を目指して作成したテレビCMが話題になっている
「窃盗だろw」「桃の気持ち考えろ」――桃太郎で“ネット炎上”描く広告、狙いは? ACジャパンに聞く – ITmedia NEWS itmedia.co.jp/news/articles/… pic.twitter.com/zR1KCDCAUV
「窃盗だろw」「早く謝ってください」「桃の気持ち考えたことがあるのか!」
公益社団法人ACジャパンがネットモラルの向上を目指して作成したテレビCMが話題だ。
7月1日に公開されたCMは、昔話の桃太郎をアレンジし、ネットで批判が殺到する「炎上」で傷つく人がいることを訴えるものになっている。
桃を拾い上げたおばあさんに「窃盗だろw」
昔話の『桃太郎』がモチーフになっており、おばあさんが桃を拾うと"炎上コメント"が殺到し、おばあさんがパニックになってしまう様子を伝えている
「窃盗だろw」「泥棒ワロタ」「炎上案件キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!」「ていうか、川で洗濯するなよ」「旦那は山で柴刈りしている人らしいよ」「背景から住所分かるかも」
といったいわゆる「クソリプ」が大量に寄せられ、画面を埋め尽くしていく。おばあさんはそうした声に涙を流す、というものだ。
「全年齢層に届くような広告」
かつてサッカー選手、前園真聖さんを起用した「いじめカッコ悪い」のCMを例に挙げるまでもなく、印象的なCMを世に送り出しているACジャパン。
ACの担当者は「年齢を問わずSNSを利用するようになっている。メッセージがトラブルを引き起こすこともあり、送る前に注意してほしい」と語った。
スマートフォンの普及で子どもや高齢者もインターネットを利用するようになっていることから、「全年齢層に届くような内容の広告を作成した」という。
SNS炎上は年々増加している
ACジャパンは2016年にも九州地域限定でネットモラルをテーマにしたキャンペーンを展開したが、全国キャンペーンでネットモラルをテーマにしたのは今回が初めてだ。
2015年度版の情報通信白書によると、SNS炎上に関する新聞記事は2013年を境に大幅に増加している。炎上そのものが増加し、新聞社がそれを取り上げる頻度も増えていることがわかる。
日本では匿名でSNSを利用する人の割合が他国よりも高い。フェイスブックでは実名利用する人が匿名利用する人の割合を上回っているが、ツイッターでは匿名利用が7割を超えている。
このニュースが話題になっている
ACの桃太郎のCM共感しました。よく見る言葉ばかりですぐ怒るっていうよりもっと寛容な世の中になるといいなぁ。「桃の気持ち考えたことあるのか!」にはちょっと笑っちゃった。いるよねこういう人 pic.twitter.com/2U8upUgG6y
ACが新たに公開した「桃太郎炎上」のCMが切なすぎる(´;ω;`)。インターネットの向こう側には心を持った人が居るということ、ちゃんと理解して使いたいね。