改めて考えたい「Jアラート」情報から4分の猶予で何ができる


8月29日午前6時すぎJアラート速報された北朝鮮からミサイル

500RT:【速報】北朝鮮がミサイル発射、北海道東沖合に落下か
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ミサイルは3つに分離、午前6時6分ごろ北海道地方から太平洋へ通過し、襟裳岬東方1180キロの海上に落下したとみられる。 pic.twitter.com/sjBRr7J0ln

「今回発射された弾道ミサイルは我が国の上空を通過したと見られ、我が国の安全保障にとって重大な脅威である」と警告した。

菅義偉官房長官

事前通告なく日本を飛び越える打ち方をしたことで、北朝鮮を巡る緊張は一段と高まった。

・安倍総理も見解と今後の方針を語った

【圧力の強化へ】安倍首相、国連安保理に緊急会合の開催を要請
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北朝鮮のミサイル発射に関して、記者団に「発射直後からミサイルの動きは完全に把握、万全の態勢をとった」と述べた。 pic.twitter.com/ZXYbK5bbQw

首相はトランプ米大統領と約40分間電話で会談し、北朝鮮に対し圧力を強化していくことで一致した。

■一連の騒動に話題になっているのが「Jアラート」

北海道えりも町や新潟県糸魚川市、長野県上松町では、全国瞬時警報システム(Jアラート)と連動する防災行政無線が作動しないトラブルがあったことが分かった。

北海道平取町では、携帯電話のエリアメールで住民に伝えようとしたところ、役場職員がパソコンの操作に手間取り、送信が大幅に遅れました。

・そもそも「Jアラート」とは

(J-Alert)の正式名称は「全国瞬時警報システム」で、2007年から運用が開始された。

弾道ミサイル発射や大津波などの緊急情報を人工衛星と地上回線の両方を使って、瞬時に伝達するシステムのことだ。

・そうした中、今回の件で様々な不安や憶測

政府は、発射から約4分後の午前6時2分にJアラートで「北朝鮮からミサイルが発射されたもよう。頑丈な建物や地下に避難してください」と発信

発表からわずか4分。いや、実際に国民が情報を入手してからは、最大でも2〜3分しかないかもしれない。

発射情報から、わずか4分。あなたは今回、その4分で何ができましたか? 避難した? 慌てふためいていた? それとも、寝ていた?

・この僅かな時間での対応にSNSでも様々な声

Jアラート鳴って分かったこと
1・日米両軍は方向と角度だけだがしっかり監視はしていることの確認
2・4分の時間があっても退避行動をした人はほぼゼロ。やはり日本はイスラエルとは違う、よくも悪くも平和ボケ。
3・占守防衛の無意味さ
4・世論への波及がどうなるか。長期的政治視点で興味

Jアラートで4分くらいの時間の余地があれば火を消して風呂場に立てこもるくらいの時間があるのに「アラートの意味ない」とか文句言ってる人がいるが理解できん。
地震を数分前に予知できるようなもんでしょ。災害をかなり防げるし神かよと思うけど。

「数分で避難できるわけない」「Jアラートなんか無意味」とか散見されます。茶化してるだけだとわかった上でそれでも念を押させて頂きますが、着弾点の真下は何しても無駄でしょうが、布団をかぶったり机の下に隠れたり倒壊物から離れたり、その4分で生死が分かれることもあります。大震災からの教訓

けさランニングしようと出かけようとしたところに携帯からJアラート。皆さんも驚きと不安の中で過ごされたと思います。「頑丈な建物や地下に避難」と言っても風呂場やトイレしか思い浮かばないという方も多かったはず。家族、地域、国の危機管理をハード面、ソフト面で考え、見直すことが必要なのかも

Jアラートが鳴ったことで「たった4分間でなにができる!」とか言ってる人がいるけど、4分間はわりと長い。数百メートルは移動できる。それに地下や堅牢な屋内にいれば、警報を聞いて「中に留まる」という選択ができる。
文句を言うことだけに頭を使ってるから、こうした想像力が働かない。

■そうした中、今やっておくべきこと事が紹介されています。

「もしミサイルが日本に落ちたら」 内閣官房、落下時の対処法を公開
grapee.jp/323615

緊迫している北朝鮮情勢。4月21日、政府は『ミサイル落下時の行動について』を公開しました。 pic.twitter.com/CbaOOGTxgr