象は2日間寝ない事も…ストイックすぎる動物たちの睡眠事情


■象は哺乳類で最も眠らない動物?

野生のゾウは1日の睡眠時間が極めて短く、深夜から明け方にかけて2時間ほどしか眠らないとの研究結果が1日、米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に発表された

アフリカ南部ボツワナで野生のアフリカゾウの雌2頭の睡眠時間を調べたところ、1日平均約2時間だった

哺乳類は大きいほど睡眠時間が短い傾向があり、これまで調査された野生の陸上哺乳類では最も短いという

■身の危険を感じると眠らないこともあるらしい

また、眠らない日もあり、眠るときも大半の時間、立ったままでいることも分かった

ゾウたちは、ライオンや人間による密猟から逃れるためなど、1日に30キロを移動し、この間最大46時間眠らずに過ごしたという

■人間って寝すぎ…?動物たちの睡眠事情

馬の睡眠時間は人間に比べてきわめて短く平均3時間ほど

立ったままでウトウトと眠るのが普通だが、疲れたときなどは脚を投げ出して横になったり、脚を折ってうずくまったりして眠る

人間の様に完全に横になって寝るという事は無く、通常は首を曲げて頭を胸に乗っける体勢をとっています

■草食動物は身を守るために眠らない傾向に

襲われる危険の高い、草食動物は睡眠時間が少なくなる傾向があります

睡眠時間を短くして、しかも深く眠らずウトウトしながら身を守っています

■とはいえ、草食動物でもがっつり眠っているケースも