いつの間にそんな事態に…
カタルーニャ自治州の州議会は6日、独立の是非を問う住民投票を来月1日に実施する法案を賛成多数で可決
もし独立賛成票が過半数に達すれば、48時間以内に独立宣言を行うとしている
10月1日付けで、新しい国「カタルーニャ」が生まれる可能性が。
えっ…いったい何がきっかけで
15世紀後半までは、アラゴンと呼ばれる王国の一部で、スペインに統合されてからも、独自の議会を持つ地域だった
それが…
スペイン経済の“尻拭い”までカタルーニャが押し付けられたという被害者意識が、独立運動をエスカレート
2014年に行なわれた非公式の投票では、カタルーニャの有権者数の3分の1に当たるおよそ230万人が参加し、投票総数の8割がスペインからの独立を支持した
小国カタルーニャは、ほんの数日で、まるで独立国家のように危険な状態を掌握した
州政府の完璧な対応が独立を目指す住民の自信に。
ただ、世界各国からは不安の声が
カタルーニャが独立すれば同州のGDPは約20%後退すると予測
独立すればEUからの補助金も受けられなくなることで、それはカタルーニャの発展を阻むものになる
スペインのGDPの20%、スペインの輸出品の約25%はカタルーニャ州が支えており、カタルーニャが独立した場合にスペイン政府は債務の返済で困難な状態に陥る
万が一、独立した場合は、バルサがリーガから消える
魅力、競争力はなくなり、チーム力が低下する恐れや、現在在籍するスター選手が次々に退団する可能性が
この現状に、政府は正面から対抗
「私は住民投票を回避させるために如何なることも放棄することなく付与されている手段で必要なすべての手を尽くす」
もしスペイン政府が投票箱を撤去するなどして住民投票を止めようとすれば、「市民に行動を呼びかけて抵抗する」
一体これからどう進んでいくのか…。今後の動きに注目です。