○100歳以上の高齢者が47年連続で最多を更新
100歳以上の高齢者が15日時点で6万7824人に上り、47年連続で最多を更新したことが15日、分かった。
全国の100歳以上の高齢者は今月1日の時点で6万7000人余りと、去年より2000人余り増え、過去最多となった
○女性が全体の87.9%を占めている
男女別にみると、女性が5万9627人と全体の87.9%を占めている。
女性が88%を占め、昨年の同じ時期と比べ2102人増加。男性も30人増えた。
健康意識の高まりや医療の進歩などが背景にあり、今後もこの傾向が続いていくとみられる。
○都道府県別の最多は島根県
15日の時点で100歳以上になっている人を、今月1日時点の住民基本台帳にもとづいて集計した。
人口10万人あたりの人数を都道府県別で見ると、最多は島根の97・54人で5年連続のトップ。
以下、鳥取92・11人、高知91・26人と続き、上位7県は西日本が占めた。
○調査は「敬老の日」を前に毎年公表
100歳以上の人口は、老人福祉法が制定された1963年から調べられている。
調査は「敬老の日」を前に毎年公表されている。
初回は153人だったが、1981年には1000人、1998年には1万人、2012年には5万人を突破していた。
○最高齢は明治33年8月生まれの117歳
最高齢は鹿児島県喜界町に住む女性の田島ナビさんで明治33年8月生まれの117歳です。
男性の最高齢は北海道足寄町の野中正造さんで明治38年7月生まれの112歳です。
100歳を迎える人に贈られる純銀製の「銀杯」は、昨年から経費節減を理由に銀メッキ製に変更している。
○このニュースはネットでも話題になっています
ふと思ったんだけど、100歳以上の高齢者が増えたのは、明治大正生まれの人たちが頑健だっただけで、多分その後に続く昭和生まれはかなり寿命が短いと思うんだよね。特に戦後生まれ。きっと高齢化社会なんかそう続かなくて、ガタッとある年齢から上がいなくなる気がする。