■日本有数の温泉観光地
源泉数、湧出量日本一を誇り年間800万人が訪れる別府、落ち着いた街並みが特徴の由布院温泉など、県内一円に豊富な温泉が湧く。
泉質も豊富で、炭酸泉や泥湯など個性あふれるバラエティ豊かな温泉が揃う、まさに「おんせん県おおいた」。
■そんな大分県がいま、危機的状況に陥っていた
9月21日(木)現在の大分駅の状況です。
直通という意味では陸の孤島王手です。お察し下さい。
#大分
#大分駅
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えぇ…
県内を走るJR線4方面のうち、久大本線、豊肥本線、日豊本線(宮崎方面)の3方面が分断される事態となっている。
■まずは昨年4月の「熊本地震」で豊肥本線が被災
特に大規模な斜面崩壊があった立野~赤水間では、近くの国道とともに線路が崩落してしまい、現在も肥後大津~阿蘇間が運休中。
震災で被災した駅舎を取り壊して、更地になってしまった赤水駅。線路は錆びて草ボーボー。まるで廃線のような佇まい。 pic.twitter.com/4rnfzJkxJf
■今年7月には「九州北部豪雨」で久大本線、日田彦山線が被災
久大本線では、土砂崩れによって河川に流れ込んだ大量の流木の影響で、光岡~日田間(日田市)にある「花月川橋梁」が流失。
日田彦山線では、63カ所で被害が確認されており、現在も日田彦山線の添田~夜明間、久大本線の光岡~日田間で運休中。
日田彦山線の花月川橋梁、先の水害で崩落したままの手付かずの状態になっています。調査員の方々の姿が見えたので、今後復旧に向けて動いていくものと思われます。 pic.twitter.com/Lj31ZrqFuw
添田〜夜明 運転見合せ。
日田彦山線 宝珠山辺り。
ここまでとは思いませんでした。
運転見合せ の状態かな?これは。
このまま廃線になるとか言わんやろうな pic.twitter.com/69GXiaCUjM
■そして今月の「台風18号」で日豊本線と豊肥本線が被災
17日に接近した台風18号の影響で、豊肥本線と日豊本線で冠水や土砂流入、築堤の崩壊などの被害が発生。
現在、豊肥本線の三重町~中判田間、日豊本線の臼杵~市棚間が運休中。
豊肥本線では線内の2区間が寸断された状態に
JR日豊線の土砂崩れです
津久見市徳浦 電車離合場所です
自負の家から直ぐ近くです
ヘリがうるさいのは この取材だったんだ pic.twitter.com/tyBz3B2nSP
■いずれの路線も「復旧にかなりの時間を要する」見込み
豊肥本線では、今年4月から肥後大津~立野間を中心に復旧工事に着手も、被害の大きい立野~赤水間の工事はほとんど進まず。
久大本線は、2018年夏をめどに復旧工事が行われているが、日田彦山線については被害箇所が多く、復旧時期は不明。
日豊本線の臼杵~市棚間では「複数の箇所で線路災害が発生している」ため、全区間の運転再開まで数カ月以上かかる見通し。
アフロ
Toshihiko Aoyagi, President of Kyushu Railway Company also known as JR Kyushu, poses as he rings a bell during a ceremony to mark the company’s debut on the Tokyo Stock Exchange in Tokyo, Japan Octob… by 写真:ロイター/アフロ
不通区間では代行バスが運行しているものの、便数が少なく、利用客から不満の声も上がっているという
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