進化を続けていくWindows 10に注目
アフロ
FILE PHOTO: A display for the Windows 10 operating system is seen in a store window of the Microsoft store at Roosevelt Field in Garden City, New York, U.S., July 29, 2015. REUTERS/Shannon Stapleton/… by 写真:ロイター/アフロ
度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」
2015年7月末にリリースされたあと同年11月に最初の大型アップデート「November Update」、2016年8月に「Anniversary Update」、今年4月に「Creators Update」が行われた。
10月17日に配信が始まったWindows 10の大型アップデート「Fall Creators Update(1709)」
そんな「Windows 10」に「Ctrl+Z」問題が発生!
Windows 10の「Ctrl+Z」(同時押し操作)で起こる挙動に、一部のユーザーから悲鳴が上がっています。
Windows10でファイルコピーを行った後、「やりなおし」コマンドである「Ctrl+z」を行うのは非常に危ない。
この現象は、以下の手順を踏んだ際に発生するらしい!
1. ファイルをコピーする
2. コピーしたファイルを編集する
3. 編集したファイルを上書き保存して終了する
4. エクスプローラ上で「Ctrl+Z」をする
5. 編集したファイルが消える
例えばテキストファイルをコピーし、コピーした方のテキストファイルで原稿を書いていた場合、Ctrl+Zを押すと、それまで書いていた原稿が完全削除されてしまうことになります。要注意。
Windows 7では親切なメッセージが
Windows 7では「Ctrl+Z」でファイルが消える場合、削除の確認ダイアログが出ます。
マイクロソフトでは「Windows 10の仕様」とし、「将来のバージョンで変更される可能性があるが、現在のところ時期は未定」と説明しています。
上級者からは「Ctrl + Y」の指摘も
挙動的には正しいと思うんだけどね。Win7ではご丁寧に確認ダイアログ出してたから余計気になるってことなんだろうけど。
コピー&編集・保存しましたパターンにおいて、消えた後にCtrl+Yで復活させても編集内容までは復活しなかった。闇が深い。
Windows10を使う場合、ファイルコピー等に関する動作では、極力、アンドゥ(Ctrl+z)を控えるようにした方が良さそうだ。
ちなみにWindows 10で使える便利なショートカットもあります。
拡大/縮小したいアプリのウィンドウ(デスクトップの場合はデスクトップ上)にマウスポインタを置いて、キーボードの[Ctrl]キーを押しながらマウスのホイールをグリグリ回すだけだ。上に回すと拡大、下に回すと縮小