16日にEAFF E-1サッカー選手権2017の試合が行われ、日本代表は味の素スタジアムでFIFAランキング59位の韓国代表と対戦。

ＰＫで幸先よく先制したものの、日韓戦では４２年ぶりとなる前半３失点。後半もゴールを割られ、６３年ぶりの韓国戦ホーム４失点を喫した。

結局、日本は1-4の惨敗を喫し、2大会ぶり2度目の優勝を逃した。

「必ず勝たなくてはいけない試合でプレッシャーがあった。前半すぐに失点したが、気持ち、戦術面を立て直した選手に拍手を送りたい」

「韓国の方が格上だ。試合前から日本より強いと分かっていた。海外組も含めたＡ代表でも勝てたかどうか…。技術に驚かされ、すべての面で上回られた」

現代表ではベストなメンバーを選んだ。中村憲剛（川崎）も呼べたが、彼をのぞけばベストメンバーだった。たくさんのケガ人もいて、ホームで相手に支配されたのがなぜなのか、分析しないといけない」と反省が必要だとした。

「私と違う意見だ。２勝した。素晴らしい結果だ。Ｗ杯にも今日のメンバーでは行かない」

最後に「それでは皆さん、良いお年を」と締めた。

主将のＤＦ昌子は「未熟さをすごく感じた。主将としてもチームとしても、個人としても情けない」と唇をかみしめた。

大会を通じて好機には絡んだが、無得点という結果に「惜しい、だけで終わった大会だった」と悔しさをにじませた。

「話をしながら修正しようと思ったけど、できなかった。中盤にボールが出てこず、やっていて嫌な感じがあった」と、不完全燃焼に終わり落胆した。

「情けない。日本代表としての誇りを持っているのか」と、珍しく怒りをあらわにした。

覇気のない試合展開の日本代表を厳しい評価を下した。

4失点したのは、今の日本サッカー界を象徴していると思う。これまで代表でプレーして引っ張ってきた選手、ヤットさん（遠藤保仁／ガンバ大阪）のような選手がいなくなって、海外組もいないけど、それは韓国も一緒。

なんの言い訳もできない。かといって、謙虚に相手が強かったというのも、ちょっと

「危機感しかない。このままじゃ厳しい戦いになるのは間違いないので。はい、やるだけだと思います」と改めて気を引き締めた。