ご長寿県だったのも、いまは昔…
1980年、1985年には男女とも1位を達成、1995年には世界長寿地域宣言
女性が87.44歳の7位、男性は80.27歳の36位
沖縄は65歳未満の働き盛り世代の死亡率が男女ともに全国ワーストで、平均寿命の延びを抑制する要因
この事態に県内でも不安の声が続出
「とりもどそう!健康長寿おきなわ!!」というキャッチフレーズの下、ポスター、新聞広告、テレビCMなど、啓蒙活動に力を入れた
県内経済界からは健康長寿のイメージが崩れ、好調な観光や健康食品販売に影響が出ないか不安視する声が
原因として言われていることは…
米軍基地ができて日本で最も早くアメリカの食文化が入ってきたからと考えられます
わずか45年前まで沖縄はアメリカ占領下でしたが、そのころ食生活を激変させた世代に影響が出てきているという見方も。
「健康長寿おきなわ復活県民会議」の中で、①健康診断の受診率アップ②肥満の解消③適正飲酒――の3本柱を挙げている
若い世代の死亡率が他県より高いのが特徴。県の担当者は「公共交通が限られるため車の移動が多いこと(中略)にも問題がある」
「少しの距離でも歩いてみるなど、県民一人一人が日常生活を意識して見直すしかない」
全国一の死亡率となっている男女の肝疾患、女性の糖尿病などがあり、専門家らは背景に過度のアルコール摂取や肥満率の高さを挙げている
逆に「新・ご長寿県」となったのは…
女性が2回連続1位で、男性は1位と僅差の2位となった長野県は安定した長寿を誇る。野沢菜の漬け物をはじめ塩分を控えめにするなど、県民挙げて食生活の改善をした結果
【滋賀県も…】
食生活など生活習慣の違いが反映している。滋賀は喫煙率が低く、食塩摂取量が少ないことも要因として考えられる
現在の日本の20代、30代はアメリカ型の高脂肪食になっているという。沖縄は先を走っているだけ
日本人の欧米化がますます進んでいる様子です。