WBCで日本が決勝ラウンドへ進出するために必要なこと


・中国に快勝した小久保ジャパン

第4回ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表は10日、1次ラウンドB組第3戦となる中国戦に7対1と勝利した。

日本は一回、山田(ヤクルト)の犠飛で先制。二回に小林(巨人)、三回に中田(日本ハム)の2ランで加点。

2次リーグE組で12日にオランダ、14日にキューバ、15日にイスラエルと対戦する。

・次戦の相手はオランダ

ソフトバンクのバンデンハーク(昨季14連勝を記録)、ヤクルトのバレンティン(シーズン本塁打記録保持者)など日本でも馴染みの選手が顔をそろえる

その初戦で激突するオランダは大会屈指の打力を誇り、福岡ソフトバンクの最強右腕バンデンハークの先発が予想される

投球の軸となる150キロ超の直球に、鋭く変化するスライダー、ナックルカーブ、チェンジアップを織り交ぜる投球が武器で、昨季デビューから14連勝のプロ野球新記録を樹立し、通算16勝3敗。今季からソフトバンクと3年契約を結んだ。

7日の韓国戦では、エースのバンデンハーク(ソフトバンク)が4回無失点と好投し5-0の完封勝ち。打っても11安打5得点と投打に隙がない。

対戦の多い中田が通算18打数4安打2打点、秋山は1本塁打を含む15打数4安打。決して確率は高くない。4番の筒香や坂本は対戦がなく、2次R初戦で正念場を迎えることになる。

ハンデンバーグについて中田は?

「感覚はあるが、いい投手に変わりはない。簡単には打たせてくれない。(東京ラウンドで)誰がどう見ても一番いい投手。データを頭にたたきこんでいきたい」

・オランダ戦みんなはこう分析する

オランダ戦はバンデンが先発しないならラッキーだが、先発するなら前半は足でかき回して接戦をキープし、バンデン降板後から突き放したい。両軍のリリーフがポイントのはず。 twitter.com/tachishin777/s…

オランダ戦は厳しい試合になりそう
バンデンハークからは簡単に点を取れないから投手陣がどれだけ少ない失点でオランダ打線を抑えるかが勝負になる

勝敗のカギはバンデンハークの出来次第って感じだろうか。初見の投手よりは攻略のイメージが出来るけど、調子良かったら普通に打てないだろうな。早く80球を投げさせて降ろすのが得策か。

侍ジャパン右打者は199打数47安打の打率.236。
これ、内角速球攻めを受けたときにすると70打数10安打の打率.143。内角速球攻め+カーブ混ぜの条件設定だと15打数0安打の打率.000。ふだんバンデンハークは右打者内角をあま… twitter.com/i/web/status/8…

・キューバに勝利すると決勝ラウンドが見えてくる

オーストラリアを撃破し、WBC2次ラウンド進出を決めたキューバ。勝利の立役者となったのが、「4番・左翼」で出場したソフトバンクのデスパイネ(30)だ。

ソフトバンクにとって、デスパイネは15年オフに退団した李大浩以来となる、長距離砲の助っ人。3年12億円という大型契約も、期待の表れ

会見では海外のメディアから「多くの選手がメジャーリーグでプレーしているが、あなたはなぜキューバに残っているのか」というシビアな質問が飛んだ。

「長い間代表でプレーしてきて、友人のほとんどは亡命して米国に行ってしまった。でも、私は代表で仲間とともに戦い、多くの勝利を手にしてきたことをうれしく思っている」