タレント、ベッキー（３３）が時代劇に初挑戦することが２９日、分かった。

今作で時代劇デビューを飾るベッキーは、オファーを受け「大変驚きました」と目を丸くしている。

長いキャリアとバラエティーでの実力、また、近年新たな挑戦を多岐にわたり見せていることなどが評価されての抜擢だという。

1960年代に伝奇忍者小説「忍法帖」シリーズで一世を風靡（ふうび）した作家・山田風太郎さんが1969年に発表した時代小説「忍法双頭の鷲」（角川文庫）を基にした本ドラマ。

同ドラマは、五代将軍・徳川綱吉の時代が舞台。

幕府を脅かす諸藩に対して、3人の美人忍者「根来組」のくノ一が立ち上がる…というストーリー。

脚本は、大ヒット映画「超高速参勤交代」の原作・脚本をつとめ、アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した脚本家・土橋章宏氏が手がけた。

瀧川治水プロデューサーは「型破りな時代劇」を掲げており、「現代人にもすっと頭に入る現代調に。外国人にも入り易い忍者ものに。

３０代を中心に同世代で抜群の人気を誇るベッキーさんに時代劇初主演をお願いした」。時代劇のイメージを刷新する、強くきれいなヒロインとして期待を寄せた。

ベッキーが演じるのは生真面目で正義感の強い“くノ一忍者”の「お螢」。

ベッキーは、「この瞳の色があるから時代劇に出演するのはむずかしいと思っていたんですが、逆にこの瞳をいかした時代劇の役を与えていただき、本当に嬉しく思います」

「スタッフ＆出演のみなさんと、手を取り合い、最高の作品が撮れるよう、がんばります。ご期待ください！」と呼びかけている。