てるみくらぶ破産で利用者9万人だけでなく内定者にも。 様々なところに余波が…


・てるみくらぶが破産しました。

27日に東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けました。

航空券の発券トラブルが続いていた旅行代理店「てるみくらぶ」が破産手続きを開始しました。

東京地裁は二十七日、旅行会社「てるみくらぶ」(東京)の破産手続きの開始を決定した。

旅行会社のてるみくらぶが破産しました。航空機の発券トラブルなどで観光庁の調査を受けていました。

・約9万人の利用者に影響か…

破産により影響を受ける顧客は、8万人から9万人にのぼる見通し

負債総額はおよそ150億円、影響を受ける顧客は8万人から9万人にのぼる見通しです。

実際に影響を受ける利用者数は約9万人に上り、旅行が中止に追い込まれる恐れがある。

破産により影響を受ける利用者は9万人にのぼり、旅行の中止や振り込んだお金が返ってこない可能性が高いです。

「サービスが提供されない可能性が高く、渡航を控えてほしい」と呼びかけた。

すでに海外へ出国した人については、自力で対処してもらうしかないとしている。

「自分たちでなんとかするしかない状況だと?」と記者会見で聞かれると、代理人の弁護士が「まあ、そういうことですね」と平然のように答えた。

てるみくらぶは旅行を控えるように呼びかけ、またすでに出国した人々は自力で対処するように述べています。

今回のトラブルで、利用客がすでに支払ったツアー代金は、わずかしか返還されないおそれが強まっている

日本旅行業協会から支払われる弁済保証金の上限は1億2000万円で、わずか1%程度に留まるとみられ、顧客への全額返済は厳しい見通しです。

てるみくらぶに支払われたお金の返金については、日本旅行業協会から支払われる弁済保証金の上限は1億2000万円であり、全額返金は困難の模様です。

・てるみくらぶ関連会社も事業停止しました。

2017年3月27日に破産開始決定を受けた「てるみくらぶ」の関連会社「自由自在」が、同日、営業停止を発表した。

関連旅行会社「自由自在」(同)も営業を停止したことが28日、観光庁への取材で分かった。同庁は詳しい経緯を調べている。

てるみくらぶの関連会社である「自由自在」も営業を停止しました。さらなる影響が出る可能性があります。

・てるみくらぶに内定していた50人が取り消しに。