公衆電話は年々数を減らしていた
携帯電話の普及で公衆電話の利用機会が減少している。NTT東日本が2017年12月に行った調査では、公衆電話を使った経験がない小学生が約85%に達した。
53年に導入した赤電話を契機に公衆電話数は急激に増え、ピーク時の93年には設置台数が93万4903台に達した。だが、16年度には16万1375台に減少している。
NTT東などは災害時にのみ使える公衆電話の配備も進めている。これらの公衆電話は通常時は学校や役所などが保管し、災害時に施設の管理者が設置。被災者らは無料で、停電時でも使える。NTT東管内では23年以降の6年間で、設置数を7310台から4万520台に増やした。
地域によっては増えているところもあるのが意外です。
そんな中ソフトバンク電波障害が起きて、電話が使えなくなった
ソフトバンクの携帯電話サービスなどで12月6日午後1時半ごろから、通信障害が発生した。Twitter上では「急に圏外になった」といった報告が相次ぎ、「ソフトバンク」「通信障害」「電波障害」がトレンド入りした。
ソフトバンクの障害発生マップによると、現在は東京や大阪を中心に各地で障害が発生している模様。早期の復旧と、原因の究明が求められる。
いつもソフトバンクをご利用いただき、誠にありがとうございます。
「おうちのでんわ」、「SoftBank Air」がご利用できないまたはご利用しづらい状況が発生しておりましたが、現在は復旧しております。
ご利用のお客さまには、ご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
記
(発生日時)
2018年12月6日(木)午後1時39分頃
(復旧日時)
2018年12月6日(木)午後6時4分
(影響地域)
全国
(原因)
交換設備の不具合
公衆電話に大勢の人が集まった!!
12月6日午後1時半ごろからソフトバンクの携帯電話サービスなどで大規模な通信障害が発生していることを受け、一部の公衆電話に行列ができているという。
通信障害の対象は日本全国で、午後6時時点で復旧のめどは立っていない。Twitterでは「通信障害のため、公衆電話が活躍中」「珍しく公衆電話に行列ができている」という投稿が相次いでいる。
駅の公衆電話に行列が出来ている。#ソフトバンク 通信障害の影響かと。もはや災害級の出来事ですね。 pic.twitter.com/bPQ2RfCVwU
停電時でも硬貨があれば平時と同様に利用できるため、東日本大震災が発生した11年3月11日の東日本全域の公衆電話の通信回数は前日比約10倍を記録した。
どの様な場所にあるのか?
災害時には非常に重要な連絡ツールになるのです。それを受けてNTT東日本では、東京23区の約1200あるセブンイレブン全店舗に非常用の特設公衆電話の設置を進めています。災害時に近くのセブンイレブンで無料電話を使用できるということは、覚えておきたいところ。
覚えておくべき場所は、自宅周辺、学校周辺、勤務先周辺、通学路、通勤路、避難予定先周辺です。
1度覚えておくとそう簡単には忘れませんので、もしもの時に思い出し活用できるようにぜひ調べて覚えておいてください。